2月16日知事会見内容について愛媛県より連絡のあった新型コロナウィスル感染症の情報の中から特に、ワクチンの接種状況をお伝えいたします。
現在の進捗状況
2月末までの接種対象者に対する接種済者数の割合(2/14時点)は、先週から県全体で11.4ポイント上昇して【30.6%】
対象者約46万人のうち約14万人が3回目接種を終えている。
市町別では61.6%の東温市を先頭に、11市町で40%を超えうち5市町が50%を超えている。
一方、松山市が15.1%と大きく出遅れており、特に高齢者への接種の進捗について他の市町と比較して大きな開きがあり、松山市の接種が進まなければ県全体の進捗率が上がらないため、愛媛県は接種の加速を強く期待する、としている。
モデルナワクチンの活用実績
2月前半、モデルナに限定しても県全体で予約枠に対する使用率は96.8%で、多くの方がモデルナを希望して接種いただいたと考えらる。
また、現時点で市町が月末までに既に開放しているモデルナの予約枠に対しても、14市町で75%以上、4市町で60%以上予約が入っているとの回答があり、本県ではファイザーを希望して順番待ちをする、あるいはモデルナの予約が埋まらないという状況ではない、という分析。
なお、専門家によると、ファイザーとモデルナの交互接種は、他のパターンより抗体量が増加するとのことですので、是非接種を受けていただきたいと考えている。
各市町の接種予約状況
各市町の2月末までの接種予約状況等について、既に15市町が全予約枠の75%以上の数を住民の方がすぐに予約できる状況にしている。さらに、この15市町全てにおいて、既に70%以上の予約が入っており、順調に接種が見込まれる高い水準となっています。いずれの市町でも現時点ではまだ空きがあるとのこと。
また、全予約枠の50%以上75%未満の数をすぐに予約できるようにしているのは、4市町で、東温市など接種の進捗が高い市や、これから接種の加速を期待する市が混在している。
一方、松山市のみ、住民がすぐに予約できる数が、全予約枠の50%に至っていないが、同市は希望する高齢者への3回目接種を今月中に完了させると国へ回答しているので、今後、急ピッチで進んでいくものと期待。
県としては、現在、要請のある4市町(松山市、今治市、大洲市、伊方町)に対し、合計で延べ約300人の医療従事者の応援派遣を行っている。接種の加速に向け、市町の状況を細かく聞き取り、必要に応じ集団接種会場増設への支援など、更なる後押しを速やかに行いたいと考えている。
以上の内容でした。引き続きよろしくお願いします。