3月17日愛媛県内・コロナ感染症対策状況

3月17日愛媛県より新型コロナウイルス感染症に関する知事会見について連絡のあった新型コロナウィスル感染症の情報をお伝えいたします。

3月16日、県内で新たに確認された新型コロナ陽性者は242人(既存121人、新規・調査中121人)とのことです。お見舞い申し上げます。

累計の陽性者数は21,551人となりました。

【市町別の陽性者数】

・松山市125人(既存62・新規等63)

・今治市34人(既存16・新規等18)

・宇和島市2人(既存1・新規等1)

・新居浜市18人(既存9・新規等9)

・西条市16人(既存7・新規等9)

・大洲市9人(既存6・新規等3)

・伊予市9人(既存5・新規等4)

・四国中央市6人(既存1・新規等5)

・西予市2人(既存1・新規等1)

・東温市7人(既存4・新規等3)

・松前町6人(既存5・新規等1)

・砥部町3人(既存2・新規等1)

・鬼北町1人(既存)

・愛南町1人(新規等)

・県外3人(既存1・新規等2)※北海道、京都府、福岡県

感染状況の分析

2日連続で減少し、先週よりも減少傾向が見られるが、依然、高い水準にある。

昨日は、松山市が125人と、前日(116人)から増加しているほか、今治市が34人、新居浜市が18人、西条市が16人と、松山市と東予3市で8割を占める状況に変わりがない状況。

全国の感染状況

近隣県(広島県・香川県・山口県)及び大都市部(東京都・大阪府)の人口10万人あたり陽性者数の推移を見たところ、大都市部では、減少傾向にあるものの、直近で本県の3倍近くの規模であるほか、近隣県では、ほとんどで全国平均を下回る水準で推移しているが、愛媛県よりは高い水準となっている、

これらの状況から、重点措置が全面解除される方針となったが、県内よりも深刻な感染状況が続く地域が数多くあること、本県のみならず近隣県でも下降傾向がみられていないことなどに鑑み、継続して感染対策を行うことが必要。

「年度替わり」の注意事項

①県外との不要不急の出張・往来自粛

・まん延防止解除後も、県外との不要不急の往来は、引き続き自粛をお願いする。

・進学や転勤など、やむを得ない往来・出張時には、感染回避行動の徹底をお願いする。

 自宅待機までは求めないが、転入や帰県後1週間は体調管理に注意。

・特に、県外で感染リスクの高い行動があった方は、来県・帰県後1週間は、会食には参加しないなど、慎重な行動をお願いしたい。

・事業者や学校等では、県外からの入社や転勤、入学等を予定している方に対し、予め、この注意事項をお伝えいただく。

・春休み等で県外から帰省する学生の皆さんやご家族も十分な注意をお願いする。

②会食ルールの遵守

・歓送迎会や卒業・入学のお祝い会等の恒例行事は、特に注意。

・大人数、長時間は避ける。(1テーブル4人まで、テーブル間隔は十分確保、移動なし)

・特に感染を広げないため、参加者の体調や行動を必ず確認し、体調不良や感染リスクの高い行動があれば、参加しない・させないことを徹底する。

西条保健所及び今治保健所の業務の重点化

西条保健所及び今治保健所においては、これまで、管内市町からの保健師の応援派遣や地方局職員の大量投入、地元医師会や薬剤師会の協力など体制強化を図ってきた。

しかし、多くの陽性確認に伴い、調査・検査業務が膨大となり、急増する自宅療養者へのきめ細かい対応に支障が出かねない状況となったことから、明日18日(金)から当面の間、松山市保健所と同レベルの業務の重点化に踏み切ることとした。(前回の重点化と同じ方針)

【濃厚接触者の調査・特定】について

「同居の家族等」や「医療・福祉関係者、利用者」の場合は、これまで同様、調査や特定は保健所が行う。

「学校」の場合、保健所と協議し、学校自らが濃厚接触者の特定を行う。

「会社員等」の場合、勤務先事業所が濃厚接触者を調査・特定していただく。「友人・知人」は、陽性者が自ら連絡していただくことになる。

なお、事業所で感染が確認された場合の取扱い等について、昨日、国から保健所による調査等を変更する通知があったので、その内容と本県の対応について以下の説明。

国の通知では、事業所等で感染者が発生した場合、「保健所による濃厚接触者の特定、行動制限の要請は不要」、「接触者に対する出勤・外出制限も不要(高齢者等との接触、感染リスクの高い行動の自粛等で対応)」を可能とすることが示された。

この取扱いは、従来どおりの保健所の対応が可能な自治体にまで求められているものではない。

本県は、大都市圏とは違い、高齢化率も高く、医療資源についても潤沢にはない。

感染力が強いオミクロン株により感染が拡大すれば、医療崩壊につながる恐れもある。

本県では、松山市保健所も含めて、当面、現行の対応を継続することとし、直ちに国の新たな取扱いに移行することはしない。

松山市からも足並みを揃える旨の連絡があった。

【濃厚接触者の検査】について

濃厚接触者への一律の検査は、医療機関や高齢者施設、障がい者施設の従事者、入院患者、入所者等に限定する。

それ以外の濃厚接触者は、保健所による一律の検査は行わない。

濃厚接触者となった方は、これまで同様、ご自身で健康観察(セルフチェック)を行い、症状が現れた場合は、コールセンターに連絡の上、医療機関を受診いただく。この点は従来からの全県での取り扱いと同様。

【自宅療養者のフォローアップ】について

自宅療養となった場合は、これまで通り、保健所が毎日健康観察を行うとともに、パルスオキシメーターの配布、必要な方への配食サービスを行うほか、症状が悪化した場合のオンライン診療や外来受診、必要に応じた宿泊療養や入院の調整・搬送などの対応を行う。

以上となります。

学校の臨時休業の状況

本日は、県内で5校(東予3、中予1、南予1)が臨時休業。このうち休校が4校、学級閉鎖が1校。

【陽性者の概要(居住地以外)】

<年代> 10歳未満:37人、10代:31人、20代:63人、30代:40人、40代:26人、50代:26人、60代:9人、70代:4人、80代:4人、90歳以上:2人

<性別> 男性:143人、女性:99人

<職業> 公務員:6人(県職員なし)、会社役員:1人、会社員:75人、自営業:9人、医療関係:5人、福祉関係:8人、未就学児:27人、児童・生徒:38人、学生:19人、教職員:1人(中予の県立学校)、アルバイト:3人、団体職員:2人、無職:27人、調査中:21人

<症状の有無> あり:200人(全て軽症)、なし:16人、調査中:26人

<感染経路等の推測> 家庭内:96人、学校:3人、幼稚園・保育所等:6人、仕事関係:5人、医療・福祉施設:3人、飲食店:1人、生活上の接触:12人、県外:5人、調査中:111人

【現在の入院等状況】

・医療機関への入院 74人(+1) うち重症者 4人(±0)

・宿泊療養施設への入所 81人(▲2)

・自宅療養等 2,210人(▲14)

・退院等 19,061人(+256)

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