3月16日愛媛県内・コロナ感染症対策状況

3月16日愛媛県より新型コロナウイルス感染症に関する知事会見について連絡のあった新型コロナウィスル感染症の情報をお伝えいたします。

3月15日、県内で新たに確認された新型コロナ陽性者は271人(既存123人、新規・調査中148人)とのことです。お見舞い申し上げます。

また、昨日、施設内で療養中の陽性者1人がお亡くなりになったとのことです。心からお見舞い申し上げます。

累計の陽性者数は21,310人となりました。

【市町別の陽性者数】

・松山市116人(既存65・新規等51)

・今治市57人(既存20・新規等37)

・宇和島市7人(既存5・新規等2)

・八幡浜市1人(新規等)

・新居浜市17人(既存4・新規等13)

・西条市30人(既存12・新規等18)

・大洲市12人(既存8・新規等4)

・伊予市8人(既存1・新規等7)

・四国中央市4人(全て新規等)

・西予市1人(新規等)

・東温市2人(既存1・新規等1)

・上島町1人(新規等)

・久万高原町1人(新規等)

・松前町3人(全て既存)

・砥部町5人(既存2・新規等3)

・内子町2人(既存1・新規等1)

・鬼北町2人(既存1・新規等1)

・県外2人(全て新規等)※広島県、神奈川県

感染状況の分析

前日(344人)からは減少したが、これまでも、月曜日の検査では土日の反動で陽性者が大幅に増加し、その結果、翌火曜日の陽性確認は減少するという傾向が見られている。

松山市が116人と、前日(187人)から減少しているが、一過性のものかもしれず、油断はできない。

今治市が57人と過去最多となったほか、西条市が30人、新居浜市が17人で、これら4市に集中している。

また、大洲市は12人と二桁となったが、既存事例での家庭内感染が多く、それ以外の市町もゼロから一桁台の陽性確認と、引き続き、落ち着いた状況を維持できている。

新たなクラスターは5市町で5件確認された。

松山市の「学校」で1件、今治市及び西条市の「高齢者施設」で各1件、新居浜市の「飲食店」で1件、松前町の「職場内」で1件。

県全体の感染状況は、これまでの第6波のピーク時と同水準まで上昇し、2週間以上にわたり高止まりしている。

オミクロン株での子どもの症状の特徴

家庭での参考になるよう、15歳以下の子どもの主な症状について説明。

日本小児科学会の分析による15歳以下の小児患者の主な症状について、全国の医療機関からの報告を基に学会がデータベースを作成したものが出典。

一昨年2月から昨年7月までの「流行初期」(いわゆる「従来株」と「アルファ株」)、昨年8月から12月までの「デルタ株期」、今年1月から2月までの「オミクロン株期」の3つの期間に分類して比較したもので、オミクロン株の特徴が表れている。

「発熱」があった割合では、「流行初期」が41.1%、「デルタ株」が58.7%であるのに対し、「オミクロン株」では80.6%と顕著に増加。

また、「咽頭痛(のどの痛み)」も、「流行初期」が8.6%、「デルタ株」が13.1%であるのに対し、「オミクロン株」では26.1%と増加。

そのほか、「オミクロン株」では、「咳」や「鼻汁」、「頭痛」など、風邪に似た症状が増加しているのに対し、コロナ特有の症状と言われてきた「味覚障害」や「嗅覚障害」の割合は大きく減少。

また、これまで県内で確認された小児患者の症状の有無を、日本小児科学会の分析と同様に、3つの期間で比較。

「症状あり」の割合が、「流行初期」が56%、「デルタ株」が75%であるのに対し、「オミクロン株」では83%と増加しており、これまでの株に比べ、症状が出る割合が高くなっている。

以上のことから、15歳以下のお子さんがコロナに感染した場合は、非常に高い割合で、発熱や咳、喉の痛みや頭痛など、風邪によく似た症状が現れるということが分かる。

日本小児学会HP ↓↓

https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=93

小児接種のチラシ作成

5歳から11歳へのワクチン接種について、県では、ご家庭での判断材料の一つとして活用できるよう、独自にQ&A形式のチラシを準備中。現在、小児科の医師など、専門家の助言もいただき内容を精査中であり、近日中に公表できるよう作業を進めている。

ワクチン3回目接種の進捗状況等(3月14日時点)

総人口に対する接種割合は、先週と比べ、県全体で5.0ポイント上昇し、33.7%。

全国合計の31.0%を上回り、全国14位です。市町別では、上島町は既に住民の70%以上が接種を終え、これを含む19市町で全国を上回るなど、引き続き順調に進展している。

一方、松山市は、先週と比べ5.4ポイント増と、県全体の5.0ポイント増や全国の5.2ポイント増を上回り、ようやく全国並みのペースになってきましたが、遅れを取り戻すには至っていない。

なお、国によると、早ければ、4月から3回目接種の対象年齢が、18歳以上から12歳以上へと引き下げられ、対象者が増加(約5万3千人)する見通し。

各市町においては、医師会や医療機関等と連携して、しっかりとした接種計画や体制の確保を進めておいていただくようお願いする。

県としても、状況を注視し、要請に応じて必要な支援を行うなど、しっかりサポートしていきたいと考えている。

また、総人口のうち、高齢者人口に対する接種割合は、10市町で80%を、19市町で75%以上を超えており、県全体も全国(71.4%)を上回る72.6%となっている。

学校の臨時休業の状況

3月16日県内で9校(東予6、中予1、南予2)が臨時休業。このうち休校が5校、学級・学年閉鎖が4校。

【陽性者の概要(居住地以外)】

<年代> 10歳未満:43人、10代:47人、20代:45人、30代:44人、40代:35人、50代:34人、60代:12人、70代:5人、80代:3人、90歳以上:3人

<性別> 男性:125人、女性:146人

<職業> 公務員:5人(うち1人が県職員、1人が県警の職員)、会社役員:3人、会社員:76人、自営業:10人、医療関係:7人、福祉関係:7人、未就学児:26人、児童・生徒:55人、学生:16人、教職員:3人(うち1人が中予の県立学校)、アルバイト:1人、無職:20人、調査中:42人

<症状の有無> あり:190人(全て軽症)、なし:19人、調査中:62人

<感染経路等の推測> 家庭内:108人、学校:4人、幼稚園・保育所等:10人、仕事関係:13人、医療・福祉施設:4人、会食:4人、飲食店:1人、生活上の接触:8人、県外:2人、調査中:117人

【現在の入院等状況】

・医療機関への入院 73人(▲12) うち重症者 4人(±0)

・宿泊療養施設への入所 83人(▲1)

・自宅療養等 2,224人(+▲3)

・退院等 18,805人(+286)

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