【ゼロシーリング】愛媛県議会12月補正予算、来年度予算

愛媛県議会12月補正予算、来年度予算について昨日の県定例記者会会見であきらかになっていますので、先日受けた説明を記させていただきます。

12月補正予算
一般会計で6億8,534万円、企業会計で9,032万円、合計で【7億7,566万円】

令和元年度12月補正予算
https://www.pref.ehime.jp/h10400/5373/documents/k0112-1.pdf

比較でいくと昨年の12月補正予算は
豪雨災害への対策として
7⽉豪雨災害への対応 : 176億6,894万円、給与改定経費: 9億1,230万円
当面措置を必要とする経費 : 17億8,177万円
合計、企業会計もあわせて【203億6,301万円】でした。

いかに財政にとって災害がインパクトが大きいか、また県がどのように取り組んできたかが分かります。

昨年度の愛媛県の当面措置の中には、、、、、

任期満了に伴う県議会議員選挙の経費【8億3,471万円】とあります!!!
なんと。。。。自分が戦ったた県議会選挙、8億円以上もかかっています。
国から地方交付税があてられるとはいえ・・・・・
低い投票率、本当になんとかしなければ。そして議員は本当に働かなければ。。。
コストの無駄、もっと他にあるのではないか。
常に自分自身に向ける言葉であります。8億3千万かけて投票率が40%ちょっと・・・みなさん、ご存じだったですか?

平成30年度12月補正予算
https://www.pref.ehime.jp/h10400/5373/k3012/documents/k3012-1.pdf

ちなみに、
東京都の今年度12月補正予算は144億円 でした。国は10兆円に到達する見込み。

※松山市は今年度はまだ出ていませんが昨年度の12月補正 51億4425万円


県の補正予算の中身については、非常に妥当なものだと考えられます。

【当面措置を必要とする経費 ︓ 1億 264万円】
内訳は
・今年7月から8月にかけて宇和海で発生したアコヤガイの大量へい死への対策として原因究明と、優良母貝の選抜  829万円
被害漁業者への経営継続支援に必要な利子補給  21万円
・豚コレラ対策                 9,132万円
・東京オリンピックに向けた松山市と共同の台湾代表の女子サッカーチームの事前合宿受け入れ 282万円

【給与改定経費︓ 6億7,302万円】
人事委員会勧告に基づく経費計上 というもので
給与改定率 0.11%(給料の改定0.11%)
勤勉⼿当の年間⽀給割合 0.05月分増
特別職 期末⼿当の年間⽀給割合の引上げ 0.05月分増

という人件費の計上(例年あるもの)でした。

最後に・・・令和2年度の当初予算についても言及されています。
簡単に言うと、経済の見通しが不透明な中、
「当面、ゼロシーリングで編成作業を進めている」

この「ゼロシーリング」というのは概算要求の「伸び率0」、前年通り、ということです。
ceiling (=天井)

ゼロシーリングの中で、どう最適化し成長していくか。

地方行政の頑張りどころだと思います。

愛媛県の予算、お金の話、でした。

※定例記者会見の内容↓
中村知事がカナダ出張で、神野副知事が答弁しています。
https://www.pref.ehime.jp/h10400/5373/k0112.html

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