沖縄へ

  • 2019年11月1日
  • 2020年5月28日
  • 観光

10月30日~11月1日で県議会の「経済企業委員会」の活動として、沖縄にきました。

(行き先、期間は希望ではなく指定です)

そんな中、首里城消失のニュースが。夜中に移動するサイレンの音は聞きましたが、宿泊地は沖縄県庁の近くで離れていたため、様子を見た訳ではありません。

沖縄県の皆さんの気持ちを思うと、、心からお見舞いの気持ちです。愛媛において、道後温泉や松山城が消失するといった、県のシンボル、象徴的存在がなくなる、ということでショックは計り知れないと思います。世界遺産でもあり、日本の誇る文化財として再建を応援し、待ちたいと思います。


研修は、観光客の増加による沖縄経済の実情ということで

・沖縄県庁「国際物流拠点形成の取組み」「県の観光振興施策について」

・沖縄美ら島財団「美ら海水族館の観光施策」

・沖縄市「創業支援、ICT人材育成 スタートアップ ラボ ラグーン」

・那覇市国際通り商店街振興組合連合会「スマイルタグ等の導入による外国人観光客の受け入れ態勢整備について」

でした。

政府が観光立国を掲げ、観光庁が年間「1千万人」「2千万人」外国人観光客と段階的に数値を掲げ、本当に実現できるのか?といった話を観光庁に行って担当官にヒアリングしていたりしましたが、2018年、あっという間に「3000万人」を達成し2020年年間「4千万人」が目標となっています。

2012年時点では1000万にも到達していなかったので、本当にすごい伸びだと思います。

沖縄はH30年、国内外あわせた観光客が1000万人をこえています。

国内が70%、外国人が30%で300万人。

空路、海路ということでクルーズ船が寄港したり、ということでした。韓国人観光客は現状は激減しているということです。

沖縄=観光のイメージが強いですが、国の施策に呼応するように外国人が増えたのは本当にこの10年、ということで比較的最近の話です。

同じような賑わいは、それぞれの地域で作り出せるはず、だと思います。

一方でオーバーツーリズムといわれるように、観光客だらけで住民が不便になったりという弊害もしてきされています。

沖縄観光に関する県民意識調査というものが行われており、

沖縄の発展に観光が寄与していると思うか

「とても思う」46.2%「やや思う」40.2% で合計86.2%という高い数値の一方で、

観光が発展すると生活が豊かになると思うか

「とても思う」9.9%「やや思う」19.2% 「どちらともいえない」33.5%

「あまり思わない」25.5%「まったく思わない」11.6%

となっています。その他の調査項目でも未就業者で観光産業で「働きたい」3.4%。

1972年、沖縄の入域観光客数は56万人で観光収入は324億円。ここから

2018年には999.9万人、7,335億円に伸びているにも関わらず、です。

沖縄県の平均年収も低い中で、観光産業が、地域を育て人を育て、という循環を生み出していかなければ、ただスポイルされていくように思います。

沖縄からアジア各国に4時間以内のアクセスで東南アジア20億人をマーケット、といって、国際物流拠点の取組をANAを中心に進めるなどの事例もあり、「観光」施策という際、非常に多くの事例そして、光と闇があり、沖縄の今はとても勉強になると思いました。

視察が終わり、そのまま北海道に次の仕事で向かっています。

次の議会の一般質問に向けて、色々ヒアリングをさせていただいているのと、コンペ案件の相談をいくつかいただいていて、動いています。パソコン片手に飛んでいきたいと思います。

沖縄について、さらに続きます

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