いよいよ3月31日、告示日となりました。
街宣車が走り始めます。
言われなくても、もう行くし!
うるさいな〜〜わかった行くよ行くよ!
それとも
いやいや興味ないよ!静かにしてよ!
みなさんはどちらでしょうか?
僕はどちらかというと2番目かな。。
そんな愛媛県議会議員選挙・・・!
県民の方々の興味も薄く、予想では6、7割が選挙にいかない、と言われています。
何も変わらないではないか、と。
しかし、しかし、、なんです。
与えていただいた任期4年間の中で活動させてもらって、改めて思うんです。
5年前の2018年。
地方消滅という言葉に、そしてその実態に衝撃を覚え、僕は愛媛に帰りました。
東北で震災後約7年間仕事をさせてもらい、地域は地域の人間が守り続ける、その決意とひたむきな姿を間近に見た、というのもあります。
首都圏と地方の格差は存在し、これからも放っておくと広がります。
同じ日本、同じ国、同じ国民の中でこんなことがあってよいのでしょうか。
国は愛媛のことを、地方のことを特別には守ってはくれません。
愛媛県、いいところです。地方のこと、好きです。
でも消滅って・・・。
首都圏以外、多くの地域がそうです。
人がいなくなる、サービスの提供ができなくなる、消滅という脅威に晒されています。
我々は、自分達で生き残っていくしかないんです。
その上でたくさんやらねばならないこと、できること、目の前にあります。
愛媛県が県政に関する調査(令和4年11月)を実施したところ、
■県政に
関心がある 66.7%
関心がない 28.7%
だそうです。
そして、
■参加意識
協力したいと思う 71.7%
思わない 18.5%
だそうです。
66.7%が関心があり、協力したいと思う71.7%の愛媛県民がいます。
なのに!!
選挙に参加するのは、30〜40%。
まさに逆転現象!!
ガッデム!!
これはなぜでしょうか。
ちなみに、
■関心がない理由
「県の施設を利用したり、県の仕事に実際に接したりする機会が少ないから」 30.1% →70歳代以上(43.8%)で最多。
「県民個人の意見が県政に取り入れられるとは思えないから」25.0% →30歳代(40.4%)及び40歳代(33.3%)で最多。
「県政はむずかしくてわからないから」15.4% 20歳代(28.6%)で最多。
20 歳代以下では「県政はむずかしくてわからないから」が他の年齢層に比較して多い。
そうです。
でも、政治って税金を使っています。
みなさんが今日、働いたお金から県を動かし、議員を働かせています。
みなさんのお金なんです。
その使い方、使い道、我々議員が、政治が、みなさんに姿を見せ、問いかけないからではないでしょうか。
この時代に、県立学校の数は減らす決定を県議会がしている中で、
議員の数だけは削減しない愛媛県議会でいいのでしょうか。
削減を提案したのは、僕ともう一人の議員だけでした。
まだ変えられる力がなくて情けない限りです。だからこそ、頑張ります。
このままでいいのか、そうではないか。
その議員にやらせていていいのか、そうではないのか。
議員って何のために、誰のためにあるのか、
政治って何のために、誰のためにあるのか。
ちなみに、愛媛県への
■定住意向は
住みたい 83.2%
移りたい 9.9%
だそうです。
83.2%!!
まだ、多くの方が住みたいと言ってくれる愛媛県を一緒に守り、発展させるために。
66.7%が関心があり、協力したいと思う71.7%の愛媛県が、たとえ他の地域はどうであっても、
政治に7割の人間が参加する、地域を一緒に生み出していきたいと思います。
一緒に、政治を、議員を使い地域を発展させる力をください。
みなさんの手で裁いてください。
4年間、活動をさせていただきありがとうございました。
皆さんと一緒に、戦い抜きたいと思います。
どうぞ、一層のお力添えのほど、お願いします。
中野たいせい