3月9日愛媛県より「新型コロナウイルス感染症に関する知事からの報告・メッセージ」の放映について連絡のあった新型コロナウィスル感染症の情報をお伝えいたします。
昨日3月8日、県内で新たに確認された新型コロナ陽性者は295人(既存138人、新規・調査中157人)とのことです。お見舞い申し上げます。
累計の陽性者数は19,383人となりました。
【市町別の陽性者数】
・松山市158人(既存88・新規等70)
・今治市34人(既存6・新規等28)
・宇和島市8人(既存6・新規等2)
・新居浜市18人(既存1・新規等17)
・西条市40人(既存16・新規等24)
・大洲市1人(新規等)
・伊予市3人(既存2・新規等1)
・四国中央市17人(既存10・新規等7)
・西予市1人(新規等)
・東温市6人(既存4・新規等2)
・上島町2人(全て新規等)
・松前町3人(既存2・新規等1)
・砥部町3人(全て既存)
・鬼北町1人(新規等)
感染の状況分析
前日の352人からは減少したが、300人規模の陽性確認となった。依然、県内ではこれまでのピーク時に近い極めて高い水準の感染状況が続いている。
昨日の陽性確認数は、松山市で158人と県全体の半数以上、西条市は40人で、依然、幅広い世代や職業で感染が確認されているほか、今治市も34人と多く、この3市で県全体の約8割を占めている。
そのほか、新居浜市が18人、四国中央市が17人と、これらの市からも多く確認されている。
松山市と西条市で、新たなクラスターが計3件確認された。
松山市は「高齢者施設」と「職場内」で各1件、西条市は「福祉施設」で1件。
感染力の高いオミクロン株による第6波では、高い水準の陽性確認が続く松山市はもとより、その他の地域でも一旦感染が落ち着いても再増加する傾向があり、県内の感染は、長期にわたり改善しない状況が続いている。
高齢者施設での一斉検査結果
今治市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町の4市1町の高齢者施設(特別養護老人ホーム、グループホーム、介護老人保健施設等)を対象として実施した一斉検査の結果がまとまった。
2月28日から3月6日にかけ、4市1町の150施設の職員等に対して実施したところ、検査件数4,559件のうち、陽性確認は1施設で職員1人(陽性率0.02%)。なお、この1人は、これまでに発表した陽性者に含まれている。
大洲市と今治市では、2月中・下旬頃から急激に感染状況が悪化し、高齢者施設への感染の伝播を危惧していたが、この結果から、施設内で無症状者による感染が広がっている状況にはないことが確認できた。
ワクチン3回目接種の市町別進捗状況(3月7日時点)
総人口に対する接種割合は、先週と比べ県全体で5.4ポイント上昇し、28.7%となった。
全国合計の25.8%を上回り、全国13位となっており、概ね順調に進んでいる。
市町別では、既に65%に達している上島町を先頭に18市町で30%を超え、松山市以外は全て全国合計を上回っている。
高齢者人口に対する接種割合は、松山市以外の19市町で65%を超えており、県合計でも全国(62.9%)を上回る65.1%となっている。ただし、松山市は接種割合が43%に止まっている。
【陽性者の概要(居住地以外)】
<年代> 10歳未満:53人、10代:39人、20代:56人、30代:44人、40代:43人、50代:28人、60代:16人、70代:11人、80代:4人、90歳以上:1人
<性別> 男性:150人、女性:145人
<職業> 公務員:1人(県職員ではない)、会社役員:3人、会社員:73人、自営業:15人、医療関係:9人、福祉関係:19人、未就学児:36人、児童・生徒:48人、学生:8人、教職員:5人(うち1人は南予の県立学校の職員)、スポーツ関係:5人、アルバイト:4人、団体役員:1人、団体職員:4人、無職:29人、調査中:35人
→本日は、県内で12校(東予3、中予7、南予2)が臨時休業。休校が3校、学級・学年閉鎖が9校です。
<症状の有無> あり:252人(全て軽症)、なし:31人、調査中:12人
<感染経路等の推測> 家庭内:84人、学校:10人、幼稚園・保育所等:16人、仕事関係:18人、医療・福祉施設:15人、会食:1人、飲食店:2人、生活上の接触:12人、県外:2人、調査中:135人
【現在の入院等状況】
・医療機関への入院 87人(▲7) うち重症者 4人(±0)
・宿泊療養施設への入所 86人(+7)
・自宅療養等 2,231人(+49)
・退院等 16,858人(+246)