愛媛県内コロナ感染状況

3月1日となりました。昨日は議会〜などあり、更新が遅くなっていますが2月28日、愛媛県からの連絡事項の記録です。

2月27日、県内で新たに確認された新型コロナ陽性者は183人。既存128人、新規・調査中55人、累計の陽性者数は16,808人。

また、陽性者が2人お亡くなりになったとのこと。いずれも、施設内で療養中の80代の方で、コロナの重症例の方ではない。

お見舞いと、お悔やみ申し上げます。

【市町別の陽性者数】

・松山市111人(既存77・新規等34)・今治市42人(既存32・新規等10)・宇和島市2人(全て既存)・新居浜市4人(既存2・新規等2)・西条市3人(全て既存)・大洲市12人(既存8・新規等4)・伊予市4人(既存2・新規等2)・西予市1人(新規等)・東温市1人(新規等)・松前町2人(既存1・新規等1)・砥部町1人(既存)

感染確認状況


2月27日は多くの医療機関が休診する日曜日にも関わらず、高い水準の陽性確認、先週月曜日の公表(151人)を大きく上回った。

松山市で平日と同じ水準の111人、今治市で42人と多くの陽性確認があり、合計153人と県全体の8割以上を占めている。松山市と今治市で新たに3件のクラスターが確認され、この3事例で陽性者が合計60人近くあったことが影響。

松山市で確認されたクラスターは、高齢者施設と福祉施設の2件で、そのうち高齢者施設では、速やかに幅広の調査が行われた結果、1事例で40人の陽性が確認され、現在、松山市保健所が現地に入り、対処を進めている。

また、今治市では児童施設クラスターが発生し、その1事例で14人の陽性が確認されました。昨日は、この2市の2事例だけで54人の陽性確認となった。

保健所ごとの感染状況の推移 

県内7保健所と県全体の「人口10万人当たりの陽性者数」の推移について分析。

【四国中央保健所管内】

・2月上旬に一時増加傾向であったが、山を越えている。

・しばらく横ばいであったが、先週に入り、やや減少傾向が続いている。

【西条保健所管内】

・西条市と新居浜市で感染状況が異なり、全体として急増は回避しているものの、減少の兆しは見えていない。

・西条市は、ほぼ一桁台で推移し、落ち着いた状況が続いている一方で、新居浜市では、平日の検査で20人前後の陽性確認が続いている。

【今治保健所管内】

・2月に入って増加に転じ、ここ1週間でさらに急激に増加。人口10万人当たりの陽性者の水準は松山市を超えている状況。

・若い世代の割合が高く、先週は、比較的規模の大きな学校クラスターが確認され、昨日の検査でも児童施設クラスターが確認されている。

・学校や児童施設で感染が広がると、それぞれの家庭を通じて、感染がさらに拡散することが危惧される。

・児童や未就学児の感染の多くが家庭内での感染であり、大人世代が家庭内に感染を持ち込まないことが何より重要。

【松山市保健所】

・1月下旬をピークに山を越えたが、西条保健所と比較して減少幅は小さく、下がり切らずに高止まりとなっている。

・直近1週間の陽性者は669人。微減から、減少しきらずに横ばいが続く。県内の陽性確認(1,503名)の半数弱を占めている。

・この一週間で、「職場内」「学校」「会食」「高齢者施設」など、様々な場面でのクラスターが、ほぼ連日、確認されており、依然、全ての世代で感染がまん延している状況と評価せざるを得ない。

【中予保健所管内】

・高い水準が続いているものの、直近一週間で確認されたクラスターは1件にとどまり、やや減少の兆しが見え始めている。

【八幡浜保健所管内】

・2月中旬以降の急激な増加が続いている。

・人口10万人当たりの陽性者の水準は、松山市を超えており、特に感染拡大の中心である大洲市だけで見ると、県内で最も高い水準。

・大洲市では、直近一週間で、「学校」「児童施設」、ご高齢の方の「スポーツ活動」など、幅広い年代でのクラスターが確認されており、地域での感染の広がりが見られる。

・最近は新規事例の減少傾向も見られており、正念場。

【宇和島保健所管内】

・2月半ば以降、特に若い世代で感染の広がりがあったが、高い水準には至らず、増加は回避できている。

【県全体】

・2月中旬以降、感染の拡大は抑えられているものの、高止まりしている。

・保健所単位では、①感染に減少の兆しが見える地域、②感染が急激に増加している地域、③感染の増加は抑えられているものの高止まりしている地域の3つのパターンに分かれている。

・ただし、感染力の強いオミクロン株の特性から、一時的に感染が落ち着いても、その後、すぐに再燃する可能性があり、全く予断を許さない。

・県全体の感染を減少に向かわせるためには、減少の兆しが見える地域や高止まりの地域では、感染をしっかりと抑え込む必要があり、急拡大している地域では、感染の連鎖を断ち切り、その後、抑え込んでいくことが必要。


県直営のワクチン集団接種

この土日の実績は、松山県営会場で1,377人、西条臨時会場で417人、八幡浜臨時会場では、日曜日のみの実施で514人、合計2,308人と多くの方が接種を受けた。


5歳~11歳までの小児接種への支援

2月28日から開始される松山市を皮切りに、3月中に県内全ての市町でスタート。

小児接種は成人への接種に比べて、保護者への説明や母子手帳への記載など、医療機関でも一定の負担が求めらられる。

県としてもこうした部分に支援できないか関係機関と調整・検討中

【陽性者の概要(居住地以外)】

<年代> 10歳未満:31人、10代:25人、20代:23人、30代:27人、40代:16人、50代:12人、60代:11人、70代:9人、80代:16人、90歳以上:13人

<性別> 男性:91人、女性:92人

<職業> 公務員:2人(うち1人は県警の職員)、会社員:31人、自営業:8人、医療関係:3人、福祉関係:16人、未就学児:22人、児童・生徒:29人、学生:4人、教職員:2人、スポーツ関係:1人、アルバイト:2人、団体職員:2人、無職:15人、調査中:46人→本日は県内で学校9校(東予5、中予2、南予2)が臨時休業

<症状の有無> あり:113人(全て軽症)、なし:27人、調査中:43人

<感染経路等の推測> 家庭内:57人、学校:6人、幼稚園・保育所等:18人、仕事関係:2人、医療・福祉施設:45人、生活上の接触:3人、県外:1人、調査中:51人

【現在の入院等状況】

・医療機関への入院 88人(▲2) うち重症者 1人(±0)

・宿泊療養施設への入所 74人(±0)

・自宅療養等 1,717人(▲18)

・退院等 14,815人(+201)

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