LS21 政策勉強会にて
コロナ対策について知事の話しをいかに簡単にまとめています。
発生当初、その危険性・対応策など見えていなかった敵に対して・・・・
3つの兵法を取ることとした、という説明でした。
・指揮系統を一本化
・情報を一元化
・チームワークを組み立てる
その上で、当初2つの課題があった
・県庁が横断的にチームワークを取れるか
・松山市保健所が中核都市とのため、県の直轄ではないこと
これらの課題について
・庁内では意識合わせ、対策チームを結成
・情報の一元化については職員と協議し、部下のプレッシャーなどを勘案し一手に率いることにした
のは、会見の通りであります。
第4波の際には、70日連続、第5波の際には40日連続の記者会見ということで
さすがにキツかったそうです。休みの大事も痛感した、ということでした。
その他、松山市保健所と相談し、県のコロナ班が対応窓口とした。
その後、医師会・看護師会等とホットラインを構築、信頼関係を築くようにした。
議会・経済界とも連携し、事前に方針を示した。
といったことで、迅速化、体制作りの大事さを思い知らされます。
その後はどの程度、医療提供体制を整えることができるか、腐心された様子が伝わります。
病床の確保にあたっては病院の同意と人員の確保、人工呼吸器の手配それらの上に
一般病床の制限・救急医療への影響などが出てきます。
愛媛県は幽霊病床や嵩上げの廃止を前提に病院の了解を得られた病床数のみを確保し、発表してきました。
中予から東予の病院を拡げていく上で、LS21のように地域間を超えた連携(この場合は首長同士の連携ですが)が重要になっています。
今後も、状況に応じて病床は増減します。
自宅医療・宿泊療養施設についても確保を行い、愛媛県は入院が必要とされた患者について翌日全員入院が完了している状況でここまできています。
今後、新しい変異株の脅威も大変心配なところでありますが
ワクチンの接種率が県全体で85%を超えています。
第4波での重症化が50人以上で、それよりも感染数の多い第5波では重症化8人という結果になっていることから、その有用性と
さらに気を緩ませることなく対策していく、ということで引き続き我々も取り組んでいきたいと思います。
ご一読、ありがとうございました。