2022年1月27日 知事会見内容について愛媛県より連絡のあった新型コロナウィスル感染症の関連情報をお伝えいたします。
県内で新たに確認された新型コロナ陽性者は304人(既存165人、新規・調査中139人)となっています。感染確認された皆様にはお見舞いを申し上げます。
既存165人の居住地
松山市95人、今治市15人、宇和島市5人、八幡浜市4人、新居浜市7人、西条市17人、大洲市2人、伊予市1人、四国中央市4人、西予市2人、東温市3人、砥部町2人、愛南町7人、岡山県1人
新規・調査中139人の居住地
松山市71人、今治市12人、宇和島市2人、新居浜市23人、西条市10人、大洲市1人、伊予市2人、四国中央市2人、西予市1人、東温市3人、上島町2人、松前町4人、砥部町1人
累計の陽性者数は9,218人となりました。
また本日、9億2,828万円の臨時予算が組まれ県独自の支援メニューが出ました。
多くの飲食店の皆様から厳しい状況を伝えるお声を私にもいただいております。県の方では安心認証制度導入店舗で4名以下の会合を現在も否定しているわけではありませんので、感染対策もあわせながら飲食店支援もできればと思います。
以下ご確認ください。
●オミクロン株の特性を踏まえた各種支援策<会見により示された方針>
現在の本県の状況でなすべきことは、社会経済活動を止めるのではなく、医療従事者と高齢者へのワクチン3回目接種を進めながら、医療負荷の増大をできる限り抑えるとともに、社会経済へのダメージも抑えながら、仕事や生活を維持していくこと。こうした観点から、国の政策も折り込んだうえで、各種の県独自の対策を実施。
以下、具体的な内容です。今後、準備が整い次第、申請先が出てきますのでよろしくお願いします。
1 経営の後押し
○国の事業復活支援金
売上げが減少した中小事業者等を対象に、業種・地域を問わず幅広く支援する制度。この支援金は、時短協力金が支給される場合は、売り上げと協力金の合計額が過去3年の同じ月と比較して減少しているかどうかが支給要件となります。本県では、時短をお願いしていないため、売り上げ減少額がそのまま算定基礎となります。売り上げが減少し、経営が困難な事業者はぜひご活用いただきたいと思います。
ということです。
中小法人:上限250万円 個人事業主:上限50万円 となります。
https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_fukkatsu/index.html
○第3弾えひめ版応援金(申請期限の延長)
現在、申請を受け付けている第3弾えひめ版応援金(県単独事業)は、国の事業復活支援金と同様に、コロナ禍の影響を受けている県内中小事業者等を、業種・地域を問わず後押しするものです。今月末までの申請期限を1か月間延長します。
給付金額:法人10万円、個人事業主5万円
なお、事業復活支援金の対象にはなるが、手元の資金繰りがひっ迫するなどえひめ版応援金を至急受給したい場合は、相談に応じますので事務局まで連絡をお願いします(国の事業復活支援金を受給した場合は要返還)。既にえひめ版応援金を受給している事業者の方で、事業復活支援金を受給したい場合も、事務局まで御連絡をお願いします。また、今後、第6波の影響が長期化するようであれば、様々な方々の意見も聞いた上で、必要な場合に第4弾応援金も考えます。
という方針です。
以下、県URLです。
https://www.pref.ehime.jp/h30100/21ouenkin3/21ouenkin3shinsei.html
2 事業活動における感染対策の更なる強化
○愛顔の安心飲食店緊急拡大事業
営業時間の短縮は、実施してもその期間しか効果がありませんが、認証店の基準をクリアし、感染対策を強化することは、それ以降の事業効果の継続につながります。昨年12月から、認証店への奨励金15万円の追加給付を行っていますが、1月末の申請期限を2週間延長します。
全県下で飲食店は全部でおよそ1万店、そのうち申請済み件数は、現時点で3,500件超であり、5千店まで対応できるよう、予算の増額を図ります。
https://ehime-anshinninsyo.com/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=202106
感染マネジメントリーダーの設置 奨励金5万円
https://www.ehime-anshinninsyo.com/index.php/mng_top
○オミクロン株対応分散対策強化支援事業
今年1月の売上が前年同月比で△5%以上減少した方を対象として、営業時間の変更や人数制限の実施など分散対策に要した経費を支援するため、1事業者当たり5万円の協力金を支給。
※例えば、リラクゼーションサロンやヘアサロン、など対面営業を主とする店舗が対象(飲食店を除く)
幅広く申請できる内容となります。ぜひご活用ください。
3 事業継続への支援
〇テレワーク推進協力金事業
宿泊事業者等がテレワークプランを設定・提供する場合のデイユース利用料金を対象として、協力金(1日1名につき最大3千円)を支給。
〇テレワーク推進緊急機器整備支援事業
急遽テレワークを導入したいと考える事業者に対し、テレワークに必要なパソコンやタブレット端末などの機器導入経費を助成(上限20万円/1事業者、補助率1/2)。
○簡易版BCP緊急策定支援事業
物流や運送、小売や卸売業など、県民の日常生活に必要な業種において、業務継続を強化する初動体制を確保するための簡易版の事業継続計画(BCP)の策定を支援。
4 家庭内感染や自宅療養者の増加への対処
○「ホーム アンド ワーク愛顔の安心割」(宿泊割引)
県内に在住する方で、家庭内での感染に不安を感じている方や、時差出勤により公共交通機関等の通勤手段が確保できない方が、ホテルや旅館等で宿泊する際の宿泊料金を割り引き。特に細かな要件は設定しないため、感染に不安を感じる方は、ご活用ください
1泊6千円以上の宿泊 ⇨5千円割引き
1泊3千円以上6千円未満の宿泊 ⇨2.5千円引き
○「愛顔の読書券」の追加発行
昨年11月に行った「愛顔の読書券」の追加発行を実施。前回、2万組を発行し、大変好評であったため、今回は4万組を2回に分けて発行。
1次募集は2万組で、小学校に入る前の、未就学の子どもを有する世帯を対象とする。2次募集は、同じく2万組で広く県内在住の方を対象にする予定。1次・2次とも抽選を実施。 1,000円/枚(2枚1組)
○県産かんきつ飲料自宅療養者配送サービス事業
大幅に増加している自宅療養者に対し、希望する方には、療養解除後に県産かんきつ飲料を配送するサービスを新たに開始。来月以降、準備でき次第、早急に開始。
以上です。
ご不明な点などあればぜひお問い合わせください。該当する内容があれば有効にご活用いただければ幸いです。
続いて、連日のコロナ関連情報です。
●新規クラスター認定
・<松山市>高齢者施設クラスター
累計陽性者数は8人=職員4人(+3)、利用者4人
・<今治市>高齢者施設クラスター
累計陽性者数は5人=職員3人(+3)、利用者2人(+2)
●臨時PCR検査センターの検査結果(新居浜・西条会場)
昨日の検査結果は、新居浜市は453検体中、7件陽性(累計の陽性件数13件、陽性率1.66%)、西条市は606検体中、3件陽性(累計の陽性件数10件、陽性率1.01%)。
●陽性者の概要に係る特記事項
教職員5人のうち3人は県立学校の教職員(東予2人、中予1人)。また、本日は15校が休校(東予6、中予6、南予3)。
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【陽性者の概要(居住地以外)】
<年代> 10歳未満:40人、10代:43人、20代:56人、30代:43人、40代:39人、50代:23人、60代:25人、70代:15人、80代:12人、90歳以上:8人
<性別> 男性:139人、女性:165人
<職業> 会社員:80人、自営業:14人、医療関係:12人、福祉関係:27人、未就学児:26人、児童・生徒:39人、学生:13人、教職員:5人、スポーツ関係:1人、アルバイト:3人、団体職員:1人、無職:37人、調査中:46人
<症状の有無> あり:202人(全て軽症)、なし:34人、調査中68人
<感染経路等の推測> 家庭内:114人、学校:4人、幼稚園・保育所等:5人、仕事関係:4人、医療・福祉施設:25人、会食:2人、生活上の接触:15人、県外:2人、調査中:133人
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【現在の入院等状況】
・医療機関への入院 77人(+7) うち重症者 3人(±0)
・宿泊療養施設への入所 63人(+12)
・自宅療養等 2,224人(+113)
以上です。
引き続き、お体ご自愛くださいませ。
本日(1/27)、知事定例記者会見の動画を県HPにて公開
①(00分00秒~)新型コロナウイルス感染の確認等(1月27日公表分)及びオミクロン株の特性を踏まえた各種支援策
②(55分10秒頃~)「愛のくに えひめ営業本部」の令和3年度第3四半期(4~12月)の営業実績
③(1時間06分40秒頃~)令和3年度1月知事定例記者会見