愛媛県の陽性確認は25名(内訳は新規事例で5名、既存事例で20名)となりました。また入院中の方1名がお亡くなりになりました。 お見舞い、お悔やみを申し上げます。県内感染確認は累計891名となっています。
【今後の見通しについて】
・特別警戒期間⇨延長の見込みが高いと考えられます 明日1月22日発表
・時短要請⇨延長の見込みが高いと考えられます
給付金、休業を伴うか、は松山市と協議中
・松山市以外の地域への時短要請⇨出なさそうだと考えられます
憶測を排し、正確な伝達を目指しますが、以下記させていただきます。
【特別警戒期間について】
・特別警戒期間(1月8日〜26日まで)の解除見込み
全国での感染拡大が続き、特別警戒期間に入ってからも県内も明らかな感染減少が見られるわけではない。
会食(飲み会)での感染は減っているが、逆に会食後に持ち込まれて家庭内感染が拡がっている状況。
松山市が中心ではあるが、他の地域でもクラスターが拡がっており楽観視できる状況ではない。
・医療現場の声、状況
医師会、医療機関、感染専門医など現場からは「医療従事者は疲弊しきっており、もはや限界に近い。これ以上医療機関への負荷が増えると、救急医療を含む一般医療に影響が生じる可能性が高い」といった声で一致している
・特別警戒期間を解除する目標数値
医療体制の状況、新規感染者の拡大状況など 様々な要素を加味していくが、人の命にたちまち関わる医療現場の意見を尊重したい。
医療機関からの意見が一致したのは【厳しい状況、なんとか今の状況であればギリギリ回せる状況】であった。ここが改善されない限りは警戒を緩める訳にはいかないと思う(1月21日記者会見時点)
・今後について
様々な選択肢を検討しているが、特別警戒期間を終了できる状況ではなく明日、データとともに公表する予定。期限については、1週間、10日、国の2月7日までと様々あるので、考えなければならないと思っている。
【時短・休業要請について】
・時短要請の延長について
松山市内の酒類を提供する飲食店対象への時短、休業の要請は、延長、内容について松山市と協議中。
知事の個人的な感想、感触としてだが医療現場の声を聞く限りは延長ではないか、と考えている。とのこと。
・飲食店への時短、休業要請の松山市以外への拡大は?
松山市以外の地域では飲食店による感染クラスターが発生している状況ではないので、しっり対応してもらえば飲食を楽しんでもらえるという認識である
・時短?休業?について
一方で経済的な側面から懸念事項もある。緊急事態宣言がでた地域でも時短要請であり休業要請は出ていない。休業は経済的な活動を止めるため、最後の手段であり、時短で対応している。状況も変わっていくので、そういった中で気をつけて判断しなければならない。
※現在の時短・休業要請は愛媛県としては時短要請、それに松山市が休業(補助金)を上乗せする形で展開しています
https://www.pref.ehime.jp/h30100/sangyo/singatakoronakyoryokukin.html
以上となります。厳しい状況が続きますが、皆様お気をつけください。
1月21日知事記者会見