8/9(金)、特別委員会が開催されましたので、そのご報告です。
委員会の内容は・・・・「ICTの全体像と利活用について」を小林 真也 工学博士・教授(愛媛大学 大学院 理工学研究科 兼 南予水産研究センター)が「参考人」として1時間弱お話しされ、「はい、質問どうぞ!」という形でした。
「もっとたくさん質問していいよ」と他の委員会で言われたので、色々してみよう!と思い話したのですが、 一問一答ではなく、一気に質問を投げてしまい、空気的にはスベった感じが否めませんでした・・・汗。
作法は守りながら協力して進めたいと思います。
【行政が取り組む】 =いかに【一部のための一部の技術】ではなく、垂直・横軸に広げていくか。
デジタル技術=使える人がどんどん便利に、使えない人はどんどん不便に、格差が広がる中で、【社会課題に対して、技術をどう活用していくか】 という観点だと思っています。
今回、そもそもICTとは、AIやSociety5.0とは、といった講義のような形だったのでしたが、県・行政の取り組みを個別に質問をさせて頂きました。
質問としては
■個別の事案として
・人口減少対策が県の優先課題であげられる中、「子育て支援」の観点での活用はどう進んでいるのか。例えば、子育て支援・情報がWEB上に上がっていなくてクラウド化、見える化されていないがどう取り組んで行くのか
※総務省 子育て支援におけるICTの利活用について
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/meeting/kokufuku/k_6/pdf/ref2.pdf
・事業承継、働き手の確保、高齢・中小企業への支援にどう取り組んで行くのか
・MAAS(モビリティ・アズ・ア・サービス)など自動運転技術などこそ、免許返納の流れの中で過疎地に必要だと思うがどう取り組んで行くのか
・地域経済の活性化策のために、地域の公民館活動などへの転用、取り組みは考えられないか (孤食の防止や町内会の業務支援など)
■全体の取り組みとして
・ブロックチェーンの活用を行政として取り組んで行くのか
・仮想通貨技術を使った資金調達手法「ICO(イニシャル・コイン・オファリング)」について検討しているか
という質問を投げかけました。
回答は「やれるものからやっている」というあっさりした話でした。
これから・・・
地域の課題解決・可能性発掘にとって、物理的な距離を超える可能性のあるICT分野は有益だと思います。
突っ込んで話せませんでしたが
・「Society5.0時代の地方」で総務省とどう連携していくのか
・8K技術等への支援
・シルバー人材センターの活用
・幼児教育・プログラミング教育
・創業支援
・民間ノウハウの導入
・RPAへの取り組み
・スポーツ・文化の分野、eスポーツへの取り組み
・分野別で
教育におけるICT
外国人対応におけるICT
農業におけるICT
漁業におけるICT
災害復興におけるICT
インバウンド・観光におけるICT
行政サービス 業務効率化におけるICT
高齢者支援
介護業界
教育・特別支援学校への支援
そもそもの通信環境の整備
・山間地、離島での通信環境整備・Wifiの稼働
・前提となる5Gの導入
といった部分の確認もしたかったのですが、委員会ではできなかったので今後、直接担当部署に行ってそれぞれ聞いてこようと思います。
参考:県のAI・IoT等に関する取組みについて
https://www.pref.ehime.jp/h30800/aiiotkanrenjigyou.html
取り組んで報告させていただきます。