仕事でこの1週間で何度も訪問。中山間地域といっても、松山市内から東温市内まで20分ほど、さらにそれぞれがそこから20~30分ほど。本当に近い。近いけど、地域の維持が難しくなりつつあるエリアがこんな身近にあって、悩み苦しんでいることに気づかされます。
通りかかるだけなら、とてもきれいな田園風景。
事業を動かす主な担い手が60~70歳。気力が続く限りは、、、というが疲労もにじんでいる。
地域の経営と簡単にいっても
誰が、なんのために、いつ、どうやって、どこで
高齢者が 自分たちの 今の生活を維持するために いま 何かを ここで
高齢者が 未来の跡継ぎが将来生活できるために いま 何かを ここで
未来の跡継ぎがいるのか・・・、いまを維持するのか、それとも、いまをよくするのか・・5W1Hの壁に当たりながら、現地の人たちと模索が続きます。
若者が、自分たちの将来のために、の若者は地域の中にはいません。
ここを選ぶ理由も、現時点では少ないでしょう。他に 中山間地域も都市もたくさんあるから。
これが、ごく「一部の」中山間地域の問題であれば、一時的に頑張って人が入って、お金をかけて、でクリアできると思います。
問題は 隣の山で 隣の町で これからは 地方の都市で同じことが加速度的に起こってくるということ。
支えられるのか。そもそも支える必要があるのか、といった議論が必ず起きてくるはず。
目指す将来像・ビジョンを作っていかないと ただただ 一定期間補助金を入れて、その後崩壊 ということになりかねない。こーゆー仕事をする為に帰ってきたと思える、考えさせられる仕事、やりがいのある仕事、です。
地域が守り繋いできた日本を、自分たちの世代が良くしていくことを諦めない!