防衛議連 視察・研修

【まずは恐ろしいレポートから、、】
道中、バスで走り抜ける山を見渡すとスギの木が色づいてものすごい花粉を蓄えている。

去年から花粉症となった身には、、なんとも恐ろしい光景です。今年もなんとか乗り切りましょう、花粉症の皆さん!

【この3日間】
九州三県をバスで動いていました。

福岡ではインバウンドのお客が多数でマスクは売切れでした。

感染が拡がるニュースばかりで不安が募ります。

愛媛県も水際対策強化としていますが、クルーズ船の寄港も予定されるため、備えていかなければ、です。

極力マスクをつけ、手洗いうがいをしながら移動。

県議会防衛議員連盟というものがあり、議員47名中、42名が加盟、今回の研修には14名が参加していました。

自分もいつも参加できる訳ではないので、いい機会と捉えて参加。

色々な会派の方が参加しています。


福岡県の航空自衛隊春日基地、陸上自衛隊福岡駐屯地、長崎県の海上自衛隊佐世保基地、陸上自衛隊相浦駐屯地、鹿児島県の海上自衛隊鹿屋航空基地へ。

自衛隊による国防、災害派遣。

現在まさに中東地域への調査研究派遣が行われています。

現場で働く人々が、携わってきた人々が自分達、世間、政治、憲法、国際状況についてどう捉え感じているのか。

なかなか日常的に接することがなかった分、文字通り研修という位置づけで考えて、参加してきました。

一昨年の西日本豪雨時に愛媛県宇和島市に支援にきてくれた部隊もあり、愛媛県出身の方にも会えたり、佐世保基地では坂の上の雲・愛媛の秋山真之中将の展示があったり、と繋がりも感じられました。

国を守る
人を育てる
コストをかける、不要は省く
地域を守る

防衛に関わる政治的課題は山積しています。

隊員を募っても少子化の中、人は集まらない、ポストが空く、災害は頻繁する、災害時に感謝はされても本論での議論は進まない。

災害時などの時だけ頼り、その後の議論は放り出して自衛隊を宙ぶらりんにしていてよい、とは思えませんでした。

外国から急に、守ってやってんだからコストを払え!と言われた時にどう感じるか。

他国と連動して安全を保障する、というのは日々の努力の積み重ねであり、明日急になんとかなるわけでもなく、今日何かが起こってからでは遅い。

不戦、反戦のため。厄災を招く武力ではなく、守るための力であること、厄災が来てから、もしくは来させる状況を作り出してから対応する、では遅いということ。

平和の為になぜ武力が必要なのか?矛盾していないか?という意見もあると思います。

イベントでブルーインパルスがかっこいい!のは伝わりますが、一方でこんな事実も。

領空侵犯に反応するスクランブル発進の回数が年間999回 1日2回以上対応して飛んでいます。

https://www.mod.go.jp/…/press2019/press_pdf/p20190412_01.pdf
 HPより   平成30年度の緊急発進回数は999回であり、前年度と比べ95回増加し、1958年に対領空侵犯措置を開始して以来、過去2番目の多さとなりました。 推定を含め、緊急発進回数の対象国・地域別の割合は、中国機約64%、ロシア機約34%、その他約2%でした。

有事の際、といいますが毎日の出動が当たり前になっている現場の状況です。

最後に訪れた鹿屋航空基地の資料館では特攻に殉じた2,526名の写真(鹿屋基地からは908名、愛媛の県人は63名が殉じています)が掲げてあります。本当に若いパイロットたち、、
国を守るとは。平和とは。

見るたびに思い起こされるこの感情を自分なりに伝えていかねば。


佐世保の資料館を見学した後にたまたま上がったきた記事はこちらでした。

切断された手足「学生さーん、それ煮てくれよ」 動員された17歳少女、想像していた戦争と「違う」-
https://headlines.yahoo.co.jp/hl…

日本は2度の被曝国であり、
戦争を重ね苦しんできた世代から学ぶこと。
我々の世代で引き取り備えていくこと。

考えていきたい、お伝えしていきたいと思います。

余談、、
1/20より始まった断酒も、なんとか九州の素晴らしいお酒を前に乗り越えて2週間を過ぎました。空港でフラフラとビールに向かいそうでしたが、そこも我慢。
飲まないストレスを発散すべく宿舎に戻り一人で走ったり、、引き続き頑張ります。

新しい時代の地域づくり

に取り組んでいます。

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