NEWS

お知らせ
HOME > ブログ > 松山市のオンライン申請を、もっと暮らしに寄り添う形へ|働く世代の時間を大切にするデジタル行政
ブログ

松山市のオンライン申請を、もっと暮らしに寄り添う形へ|働く世代の時間を大切にするデジタル行政

松山で子育てをする私が思う、行政手続きを「スマホで、待ち時間なく」へ近づける道

松山で二人の子どもを育てながら暮らしていると、平日の日中に役所へ足を運ぶことのむずかしさを、身をもって感じます。私は松山で生まれ育ち、県議会議員として地域の現場を歩いてきました。その経験から確信しているのは、松山にはすでにデジタル化を進める土台と真面目に働く職員の力があり、あとは「働く世代の一日」に手続きを合わせていく工夫を重ねれば、暮らしはぐっと軽くなるということです。窓口を否定するのではなく、行きたい人には温かい窓口を、忙しい人にはスマホで完結する道を。その両立を前向きに描いていきます。

【この記事のポイント】

  • 大切なのは手続きの「数」ではなく、市民がよく使う手続きが、どれだけスマホで完結するかです。
  • 働く世代の「通勤前・休憩中・寝る前」の数分で終わる、迷わない導線づくりが鍵になります。
  • 新しい建物を増やすより、松山の既存の庁舎と仕組みを活かし、無理のない歩みで広げていけます。

今日のおさらい:要点3つ

  • 知りたいこと:松山のオンライン申請をどこまで便利にできるのかを知りたい、ということです。
  • その奥にある願い:仕事や子育てを続けながら、暮らしの手続きを負担なく済ませたい、という思いです。
  • 次の一歩:よく使う手続きから、スマホで完結できる道を一つずつ増やしていくことです。

この記事の結論

  • 松山には、デジタル化を進める土台と、市民に寄り添う職員の力があります。
  • 暮らしに直結する手続きの多くをスマホで完結できれば、体感は大きく変わります。
  • オンラインを標準に、窓口を温かい応援役に。両方が生きる形を目指します。
  • 既存の庁舎や仕組みを活かし、将来の負担を抑えながら着実に広げていけます。

働く世代の暮らしを軽くする、オンライン申請のあり方

「よく使う手続き」から、スマホで完結させる

オンライン化の便利さは、手続きの総数ではなく、「自分がよく使う手続き」で決まります。住民票や各種証明書、引越しにともなう届出、子育てに関わる児童手当や保育の申請、医療費の助成、税や保険料の手続き。こうした暮らしに直結する手続きが、申請から受け取りまでスマホで完結できれば、「松山は便利になった」と実感していただけます。

私は、まず利用の多い手続きから優先してスマホ対応を広げる、という順番を大切にしたいと思っています。すべてを一度に変える必要はありません。市民が年に何度か必ず使う手続きを、一つずつ確実に「スマホで終わる」形にしていく。その積み重ねが、暮らしの負担を静かに減らしていきます。

「前に入力した情報」が、次に生きる仕組み

オンライン化の価値は、入力のしやすさだけでなく、「繰り返し使える楽さ」にあります。マイページに世帯の情報が保存され、次からは自動で入力される。前回の申請をもとに、変わったところだけを直せばよい。一度出した書類が、一定期間そのまま使い回せる。こうした仕組みがあってはじめて、「紙に書く手間が画面に移っただけ」で終わらない、本当の便利さが生まれます。

松山でこの仕組みを丁寧に整えていけば、手続きのたびに一から書き直す負担がなくなります。忙しい子育て世代や共働きの家庭にとって、この「二度手間をなくす」工夫こそ、日々の暮らしを支える確かな力になります。

「オンラインだと、うれしい」を用意する

もっとも大切なのは、「オンラインで申請すると得だ」と感じていただけることです。処理が早い、受付時間を気にせず申し込める、進み具合を画面で確認できる、証明書を郵送や電子で受け取れる。オンラインを選んだ方だけが味わえる小さな「うれしさ」があるほど、利用は自然に広がっていきます。

無理にオンラインへ誘導するのではなく、使ってみたら気持ちよかった、と思ってもらう。その体験の設計こそが、松山らしい温かいデジタル化だと私は考えています。

「10分で、迷わず終わる」導線をつくる

スマホ前提で、短く終わる画面に

働く世代の多くは、通勤中や休憩時間、子どもを寝かしつけたあとの数分で手続きを済ませたいと考えています。だからこそ、パソコン前提の画面やダウンロード型のフォームではなく、スマホで無理なく進められる設計が欠かせません。一画面あたりの質問を絞り、あと何ステップで終わるかを見せ、入力の誤りはその場でやさしく知らせる。こうした工夫の一つひとつが、「迷わず、短く終わる」体験を生みます。

松山の手続きが「片手で、すきま時間に終わる」ものになれば、わざわざ半日休みを取る必要もなくなります。市民の時間を大切にすること。それが、デジタル行政の根っこにある想いだと思っています。

本人確認と支払いを、シンプルに

本人確認や支払いが複雑だと、途中であきらめてしまう方が増えます。マイナンバーカードやスマホでの署名、ワンタイムパスワードなど、選べる認証の手段を用意する。クレジットカードやキャッシュレス、口座からの引き落としなど、支払いの選択肢を広げる。手数料は、あらかじめ分かりやすく表示する。こうした配慮が、最後までスムーズに手続きを終えていただく支えになります。

支払いのストレスを減らすことも、オンライン化の大切な一部です。松山で暮らす誰もが、無理なく使える。その入り口の広さを、私はいちばん大事にしたいと考えています。

困ったとき、すぐ聞ける安心を添える

オンラインに不安を感じる方のために、「すぐ聞ける」仕組みを添えることも欠かせません。よくある質問にその場で答えるチャット相談、申請画面からすぐ分かる電話サポートの案内、画面を見せながら質問を送れる仕組み。こうした支えがあると、「オンラインは不安」という気持ちのハードルが、ぐっと下がります。

便利さと安心を両方そろえること。松山では、デジタルが得意な方にも、そうでない方にも、置いてけぼりにしない優しさを大切にしていきたいと思います。

松山の資源を活かし、無理のない歩みで広げる

新しい箱を増やさず、既存の庁舎を活かす

オンライン化は、新しい建物を建てる取り組みではありません。むしろ、電子決裁やクラウドの活用で紙の回覧や保管を減らし、松山がすでに持っている庁舎や仕組みをより賢く使う取り組みです。役目を終えた紙資料を整理して空いたスペースを、市民相談の場や働きやすい職場づくりに転用していく。そうすれば、将来の建て替えや増築にかかる負担も、無理なく抑えていけます。

今あるものを活かしながら、暮らしを便利にしていく。派手さはなくても、これがいちばん堅実で、松山の未来に責任を持つ進め方だと私は考えています。

窓口を「一緒に申請する応援窓口」へ

高齢の方やデジタルに不慣れな方がいる限り、対面の窓口をなくすことはありません。大切なのは、その役割を静かに変えていくことです。「紙に書く窓口」から、「職員が一緒にオンライン申請を進める応援窓口」へ。タブレットを用意し、職員が入力を手伝いながら、使い方に慣れていただく。その場で気づいた改善点を、画面づくりに活かしていく。

こうすれば、設備を増やさずとも、オンラインを使える方が自然に増えていきます。松山の窓口が、市民の「はじめの一歩」に寄り添う温かい場所であり続けること。それを、私は大切にしたいと思います。

システムと庁舎の更新を、同じリズムで

行政のシステムと庁舎の改修を、それぞれバラバラの時期に進めると、二重の投資になりがちです。庁舎の老朽化対策のスケジュールを見ながら、電子決裁や文書管理の仕組みを導入するタイミングをそろえていく。将来の移転も見据えて、建物が変わってもそのまま持ち運べるクラウド型を選んでおく。こうした計画性が、松山の限りある財源を大切に使うことにつながります。

「建物を変えても、システムはそのまま生かせる」。この状態を目指しておくことが、長い目で見て、市民の負担を軽くする賢い備えになります。

よくある質問

Q1. 松山のオンライン申請は、これからどう良くなりますか?

1. 利用の多い手続きから、スマホ完結を広げていくのが基本です。
2. 自分がよく使う手続きが便利になるほど、実感も大きくなります。
3. 便利さと安心を、両方そろえて進めていきます。

Q2. オンラインが増えると、窓口はなくなりますか?

1. なくなりません。役割が変わっていくだけです。
2. 「紙に書く窓口」から「一緒に申請する応援窓口」へ変わります。
3. 不慣れな方にこそ、温かく寄り添う場所であり続けます。

Q3. オンライン申請の安全性は大丈夫ですか?

1. 暗号化通信や多要素認証など、安全のための仕組みが使われています。
2. 記録が残るぶん、追跡もしやすい運用が可能です。
3. 安心して使える設計を、丁寧に整えていくことが大切です。

Q4. スマホだけで、本当に手続きが終わりますか?

1. まだ対面が必要な手続きもありますが、対応は着実に広がっています。
2. よく使う手続きが完結できれば、体感は大きく変わります。
3. 優先度の高いものから、一つずつ進めていきます。

Q5. 操作に不慣れでも、支援はありますか?

1. 窓口で職員が一緒に申請を進める応援があります。
2. 電話相談やチャット相談など、聞ける手段も用意していけます。
3. 誰も置いてけぼりにしない支援を大切にします。

Q6. オンライン化で、行政の費用は抑えられますか?

1. はじめは投資が必要ですが、長い目では紙や保管の負担が減ります。
2. 既存の庁舎を活かすことで、将来の建て替え負担も抑えられます。
3. 限りある財源を、より大切に使う進め方です。

Q7. 働く世代として、オンライン申請を使いこなすには?

1. よく使う手続きを、一度オンラインで試してみるのがおすすめです。
2. マイページ登録や支払い方法を設定しておくと次から楽です。
3. 一度慣れれば、すきま時間で手続きが終わります。

Q8. システム障害のときは、どうなりますか?

1. 紙や窓口に切り替えるバックアップ運用が基本です。
2. 大切な手続きが止まらない体制を整えておくことが重要です。
3. 安心して使える備えを、あわせて用意していきます。

まとめ

  • よく使う手続きから、スマホで完結できる道を一つずつ増やしていきます。
  • オンラインを標準に、窓口を温かい応援役に。両方が生きる形を目指します。
  • 松山の既存の資源を活かし、将来の負担を抑えながら着実に広げていきます。

松山で子育てをしながら暮らす一人として、私は市民の時間を大切にする行政をつくりたいと願っています。行きたい人には温かい窓口を、忙しい人にはスマホで終わる便利さを。まずは、あなたが「これが楽になったらうれしい」と感じる手続きを、一つ思い浮かべてみてください。その声こそが、松山のデジタル行政をより良くする出発点になります。

中野たいせいの想い

中野たいせいは、松山で暮らす一人ひとりの声に耳を傾け、 子育て、福祉、防災、交通、地域経済など、生活に直結する課題に向き合っています。

「松山をもう一度元気にしたい」。 その想いの原点や、まちづくり・防災・生活密着型政策への考え方を、こちらの記事で詳しく紹介しています。

中野たいせいの想いを読む

SUPPORTER
中野たいせいを応援する