私たちは、急激な気候変動の中に生きており過去に想定されていなかった．「リスク」に向き合わなければなりません。
石鎚山に守られた愛媛県としてかっては災害の少ない地域と誇っていましたが、もはや過去の話となってしまいました。
また、極端な暑さも人命を奪う災害級となっています。

そのような中、愛媛県は防災士の育成数日本一と地方独自の先進的な取組みを進めてきました。
それでも、地域が一体となって自分の、家族の、隣人の命を守る為、変動に対応しながら、柔軟に、迅速に対応していかなければなりません。

私が政治を志した大きな動機のうちの一つに、東日本大震災の経験があります。東京で働いていた当時、東北の皆様との仕事があり、発災後、車で東北へ通いました。
その経験を通じ強く思ったのは外の力も借りながら，その地に生きる人々が主体的に取り組む姿の崇高さと力強さを感じました。

災害が起きないことが一番ですが、どう備えるのか、起こった時にどうするのか。
政治の「生命と財産と暮らしを守る」という最初の一歩目として、取り組んでいきます。

地方に生まれているという現実から逃げることなく、地方だからこそ学べること、学べないことを直視し、地方らしい教育をつくっていきます。
体験や機会の格差が拡がることがないよう、国が進めるべきナショナルミニマムを強く求めつつ、松山らしさを求めていきます。