
松山市の皆さん、こんにちは。中野たいせいです。
このページでは、8つの政策テーマのうち「災害から命をまもる」についてお話しします。
私は東京で働いていたとき、東日本大震災にあたり、そこから被災地へ通い続けました。
その経験が、愛媛に帰って仕事をする原点です。
2018年に愛媛に帰ってきた直後には、西日本豪雨災害がありました。
その日からスコップを持って支援に入り、土砂災害の悲惨さを目の当たりにしました。
政治が、市民の生命と財産を守る。
そのために、全力で取り組みます。
① 防災の担い手を増やし、支える
地域を支えてきた消防団、民生委員、そして松山市・愛媛県が力を入れる防災士の皆さん。
防災の担い手は、本当に一人ひとりです。
私自身も防災士の資格を取り、先日は防災士の帽子をかぶって熊本の災害支援に行ってきました。

阪神淡路大震災では、行政による「公助」で救えたのは約1%、残りの97%は「自助」と、隣の人が助ける「共助」だったと言われます。
近所同士の助け合いがいかに大事か。その意識を、行動にまでつなげていきます。
② 災害情報を、確実に届ける
災害情報をLINEを送って終わり、ではありません。
何重にも手段を重ねて、確実に手元に届ける体制をつくります。
「防災無線が聞こえない」という声も聞きました。
スマホに届く防災無線、災害を伝えるラジオ、テレビから流れる情報。
地域ごとに状況は違います。島の皆さんにどう届けるか。
情報が届かないと逃げられません。確実に届ける仕組みづくりを進めます。
③ 避難所と備蓄を整える
まず、電気と空調(クーラー)の問題があります。
物資については、東北・西日本豪雨・能登・熊本の現場を見てきた経験から、数日で解消されることが多い。
それよりも、多くの方が集まる避難所を、いかにしっかり運営するか。
防災の担い手の皆さんと、避難所の整備と備蓄を、当たり前に進めていきます。
④ 河川の対策を、流域で進める
昔とは違う雨の降り方に、不安を感じる方も多いはずです。
私は事務所のある小野川で、上から下まで歩いて点検し、たまった土砂をすくい上げる河床掘削(かしょうくっさく)に取り組んできました。
河川は歯のメンテナンスと同じで、定期的に手を入れる必要があります。
また、昔は田んぼだった場所に家が建ち、内水氾濫のリスクもあります。
ハザードマップも、情報として届かなければ意味がありません。
街歩きや子どもの参加など、小さなところから丁寧に、自分たちの街を守る対策を進めます。
⑤ 城山の安全と、被災者支援
重要政策の一つに挙げる城山の安全と被災者支援は、「3つの重要課題」としてご説明しています。
別途こちらのページをご覧ください。
あわせて、城山は急傾斜で崩壊の危険があるという看板が、周辺の至る所に立っています。
街の中に、崩れる可能性のある山がある。その危険性を、周辺の皆さんと一緒に理解していきたい。
7月12日という悲しい出来事があった日を、忘れない日として、松山の防災意識を高め、次につなげる大事な日にしたいと考えています。
危険箇所を丁寧に調べ、愛媛大学の専門家の意見も聞いた上で、対策を講じていきます。
⑥ 津波から逃げられる道を整備する
南海トラフ地震では、松山は県内で最も津波が高いわけではありませんが、津波の想定はあります。
今、津波に備えている方は、どれくらいいるでしょうか。
思いついてから動くのでは、間に合いません。
危険のある箇所は、住民と行政が一体となって、あらかじめ考え、避難行動まで備えておく必要があります。
災害が来たとき、誰も死なせない。その強い思いで取り組みます。
⑦ 学校と地区が一体となった避難訓練
松山では、町内会や地区単位で避難訓練をよく行っています。
これを、学校の皆さんと一緒にやってはどうでしょうか。
子どもたちが学ぶ時間に大きな災害が来て、学校を避難所にしたら、何が起きるのか。
地区の皆さんと児童・生徒が一緒になった避難訓練は、とても必要です。

松山らしい取り組みを、地域のモデルにしていきます。
⑧ 支援が必要な方への環境整備
先日の熊本の災害支援で、避難所に最後まで取り残されていたのは、ご高齢の方と、障害を持った方でした。
発災直後、多くの人が避難所に詰め寄る中で、支援を必要とする方々が同じ部屋になり、大きな混乱を招いた、という声を聞きました。
福祉避難所の必要性が叫ばれていますが、実際に今、各地域でそれができるか。
支援が必要な方が避難所に来たら、あるいは来られなかったら、どうするのか。
ここまできめ細やかにやって初めて、「災害から命を守る」と言えると考えています。
生命と財産を守るために
生命と財産を守るという仕事を、私たちは与えていただきます。
そのために、しっかり向き合い、力を入れて取り組んでまいります。
今回は「災害から命を守る」についてご説明しました。
他のテーマも、ぜひご覧ください。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。