仕事と所得を伸ばす 8つの政策テーマ その1
松山市民の皆さん、こんにちは。中野たいせいです。
今回は、私が掲げる8つの政策テーマのうち、「仕事と所得を伸ばす」についてご説明します。
まず知ってほしい、松山の現状
私は、市民所得を「4年間で1.5倍、10年間で2倍」に伸ばすことを目標に掲げています。
実は、松山市の市民所得は、愛媛県の中で平均以下だということを、ご存じでしょうか。
松山市の市民所得は平均で約265万円。
これは、確認できる直近の数字の中で、愛媛県の平均より約25万円ほど低く、新居浜市と比べると、約86万円も低いのが現状です。
松山にいると、つい「松山は中心だ」と考えがちですが、市民所得で見ると、県内でも決して高くありません。
だからこそ、この現状を皆さんと共有した上で、所得を伸ばしていきたい。
「稼げるまち」であることが、暮らしを「守る」、人が「育つ」ことにつながる、最初の大切なキーポイントだと考えています。
① 実質所得と物価を、同時に見る
所得が上がっても、物価がそれ以上に高くなれば、暮らしは楽になりません。
だから私は、市民所得を上げると同時に、物価高対策もセットで進めます。
所得向上と物価対策を同時に見て、実質的な豊かさを高めていく。
これが、この政策の一丁目一番地です。
② 地元の成長につながる企業を呼び、仕事を増やす
企業誘致は、何でも呼べばいい、とは考えていません。
例えば、大型店の進出は、雇用が生まれる一方で、時給の高い場所に人が吸い上げられ、地元企業の人手が不足する、という不安の声も聞きます。
大切なのは、地元の成長につながり、地場産業にも良い影響を及ぼす企業を呼ぶこと。
渋谷にGoogleが来て、その周りに関連企業が集まったように、まちの成長を牽引する企業を、私の東京でのネットワークも活かしながら、呼び込んでいきます。
③ 理系・IT人材を、地域で育て、定着させる
愛媛県は、デジタル人材を育てるため、各大学に専門の学部を設置してきました。
この育ってきた貴重な人材を、松山にどう定着させ、活かしていくか。これは松山の大きなチャレンジです。
デジタル環境が整った今、東京の狭い場所に行かなくても、松山の自然や暮らしの中で働けます。
育った人材が地元企業でやりがいを持ってDXを進め、地域産業を支える。
そんな好循環を、学校関係の皆さんと協力しながらつくります。
④ 学び直し(リスキリング)を、仕事につなぐ
学びたい、そしてそれを仕事につなげたい、と思ったときに、いつでも門戸が開かれている松山でありたい。
就職氷河期で苦労した世代、子育てが一段落して新しい挑戦をしたい方など、学び直し(リスキリング)を後押しします。
国が進める取り組みを松山でしっかり受け止め、皆さんの学びが仕事につながるよう支援します。
⑤ 副業人材で、地域の課題を解く
今、公務員も副業ができるよう制度が改正されています。
本業を持ちながら、さまざまなネットワークやチャレンジを重ね、それが本業にも、その方の人生にも活きていく。
公務員の皆さんの副業を推進し、また、働く若い方の新しい挑戦も後押しします。
人材を育てながら、流動化も進め、副業人材の力で地域の課題を解いていきます。
⑥ 大学と企業の共同研究を支える
大学も、少子化の中で大きな変革期にあります。
愛媛県内でも、松山は大学が集中しているのが大きな武器です。
大学で生まれた研究の種(シーズ)を、どう事業化していくか。
愛媛大学・松山大学などで生まれた種を形にすることは、私たちの仕事にもなり、関わる企業の仕事にもなって、さらに発展していく。
この好循環を生みます。私自身、愛媛大学に建築学のコースができる際、後方で支えた経験があります。
地域に欲しい人材は、地域で育て、生み出していく。その先手が必要です。
⑦ 企業誘致は「雇用の数」を重視する
企業をたくさん誘致しても、雇用が数人では、地元経済へのインパクトは限られます。企業誘致にあたっては、どれだけ雇用が増えるか、松山市民がどれだけ豊かになるかという、市民目線を大切にします。市民が「安い労働力」「取り替え可能な部品」のように扱われることなく、地域経済を考えて雇用を生む企業と、パートナーシップを組みたいと考えています。
⑧ AI・新産業の拠点化を、検証する
今、全国各地でデータセンターの建設が進み、大規模な投資も行われています。データセンターには、海底ケーブルや電力・水が必要と言われます。松山はこれまで「土地も水も電気もない」と言われてきましたが、産業が少しずつ変化する中で、意外と「余白」があるのではないかと、私は考えています。
海岸沿いや田園エリアを開発すれば、新しい産業を呼び込める可能性がある。
国・県・市で連携し、企業や市民の皆さんのアイデアも活かしながら、AI・半導体など新産業の拠点づくりに取り組みます。
松山市民という財産があるからこそ、できる仕事だと考えています。
稼げるまちが、すべての土台になる
仕事と所得を伸ばし、豊かなまちをつくること。
それは、子どもたちが安心して暮らし、帰ってこられる松山、私たちの明日が良くなる松山への第一歩です。
稼げるからこそ、暮らしを守れる。松山市民の皆さんが「ここで良かった」と思えるために、全力で取り組みます。
今回は、8つのテーマのうち「仕事と所得を伸ばす」についてご説明しました。
他の政策についても、ぜひご覧ください。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。