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松山市長選挙へ立候補の意向を表明する記者会見を行いました。

中野たいせいは本日令和8年7月9日、愛媛県庁にて、松山市長選挙へ立候補する意向を表明するための記者会見を行いました。

ごあいさつ

本日はお忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございます。中野泰誠です。

私は本日、次期の松山市長選挙に立候補する決意を固めましたことを、市民の皆様にご報告いたします。

いま、私たちの愛する松山は、表面的には暮らしやすく、何かを変える必要があまりないように思えるかもしれません。しかし、その足元では、まちの土台を揺るがす「静かな危機」が刻一刻と進行しています。それが、人口減少です。

データは残酷です。もし私たちが、これまで通りの前例踏襲の政治を続ければ、2060年までに松山の人口は17万3千人減少し、約33万人規模にまで縮小します。街から3割の人間がいなくなる。これは、今あるお店や会社、病院、そしてバスや電車の3割が維持できなくなるかもしれないという、極めて深刻な危機です。

私は、この松山の素晴らしい歴史と文化、そして市民の皆様の暮らしを、次の50年、100年先へどうしても繋ぎたい。その一心で、この挑戦を決意いたしました。

今、松山市が直面する「5つの不都合な真実」

1. 四国最大都市としての責任

四国最大を謳いながらも、松山市は2010年をピークに人口減少が止まらず、50万人を割り込んでいます。「四国一の都市」としての経済的・政治的な存在感が十分に発揮できていません。対策が機能しなかった場合、2060年には人口が17.3万人減少し約33.8万人規模に縮小するという最悪シナリオもあります。約3割の人口減は、地域経済の縮小、公共交通の衰退、空き家の急増を招き、現在の生活水準を維持できなくなります。

2. 「若者」に選ばれないまち

進学や就職を機に、東京圏や関西圏へ若者が大量に流出し続けています。特に女性の流出超過が深刻で、将来の出生数減少に直結しています。

3. 稼げる「強い産業」の不在

市民所得が全国の同規模都市(宇都宮市・金沢市など)より70万〜100万円低く、非正規雇用や低賃金のサービス業が多いため、現役世代が豊かさを実感できません。JR松山駅周辺の再開発や市役所の建て替えなど大規模投資が進む一方、それを市民の所得向上や持続可能な財源に変える「ソフトの経済戦略」が不足しています。

4. 経済の縮小と「買わない街」の定着

低所得と高齢化により、市民の消費支出は全国の県庁所在地でワーストレベルです。地元の商業やサービス業がさらに衰退する悪循環に陥っています。

5. インフラ維持の限界と生活の質の低下

税収が減る一方で、高齢化による社会保障費(医療・介護)は増大し続けます。道路の修繕や公共交通機関の維持が難しくなり、行政サービスの縮小が避けられなくなります。市民の4割が高齢者となる中、市が進める「公共施設20%削減計画」による地域コミュニティの崩壊も懸念されます。

現職への敬意と、40代が挑む理由

ここで明確に申し上げたいことがあります。私は、現職の野志市長が長年にわたり築いてこられた「市民に寄り添う温かい対話」と、医療や防災の安心基盤に対して、心から敬意を表します。私が市長になっても、この市民を大切にする温かい路線はしっかりと受け継ぎます。

しかし、時代は変わりました。人口減少のスピードは、従来の行政のスピードを遥かに超えています。「守る」だけでは、もう守りきれない局面にきているのです。

今、松山に必要なのは、安心の基盤の上に、「民間のスピード感」と「デジタルの知恵」、そして「世界を見据え、松山ブランドを育てる」という新しいエンジンを載せることです。松山ブランドとは、地域の産業・文化・観光・暮らしの価値を高め、市民の誇りと所得の向上につなげることです。

私には、民間企業で培ったマーケティングの経験、海外での事業開発の知見、そして愛媛県議として行政を内側から変えようと格闘してきた実績があります。そして何より、私自身、いま2人の子どもを育てる40代の「現役子育て世代」の当事者です。次の世代にどんな松山を残せるか、その責任の重さを誰よりも肌で感じています。

中野たいせいが進める「5つの変革」

私は、民間の知恵と次世代の情熱を持って、松山の暮らしを豊かにリデザインする「5つの変革」を掲げます。

第一の変革 所得が上がる松山へ

若者が松山を離れる理由は、夢がないからではありません。挑戦する場所が少ない、と思っているからです。企業を呼び込む。起業を増やす。理系人材を育てる。地域産業を強くする。松山経済圏60万人構想を推進し、稼げる松山をつくります。

第二の変革 暮らしを便利にする松山へ

病院へ行く、買い物をする。日常の移動手段を確保する。AI、DX、MaaS、自動運転、スマートシティ。横文字が並ぶ新技術は都会だけのものではありません。日常の課題に、技術と人を投入して解決していく。地方だからこそ挑戦できる。松山を全国有数の実証都市へ。四国で最も挑戦できるまちへと変えていきます。

第三の変革 子育て日本一

子どもは未来です。私は、給食費無償化、出産支援、不登校支援、教育改革を進めます。子どもを産みたい、育てたい、松山で暮らしたい。そう思えるまちを目指します。

第四の変革 命を守る政治へ

災害現場を歩いてきました。だから言えます。防災は後回しにできません。石手川、小野川、大川、吉藤川、内川。土砂災害・南海トラフ大地震への備え、避難所運営、地域防災力の強化。無数にある取り組みを進め、防災力先進都市松山を実現します。

第五の変革 温故創新・松山

道後温泉、松山城。三津浜、高浜。中島、島嶼部。北条、荏原、坂本。古きをたずね、新しきを創る。食、スポーツ、音楽、伝統芸能、地域の祭り。私たちには誇るべき文化、歴史があります。これらを有機的につなげ、世界から人が集まる都市へ。観光は交流人口を生み、経済を生み、雇用を生みます。

変革を通じ、私が目指すのは、単なる人口の維持ではありません。単なる観光都市の拡大でもありません。人が集い、挑戦が生まれ、成長し続ける都市です。だから、子どもたちが帰ってくる。それが2035年の松山の新しい未来です。

結びに

市民の皆様。人口減少という危機は、数十年後にやってくる遠い未来の話ではありません。今ここにある、静かな危機です。

従来の延長線上の行政では、私たちの愛する松山を守ることはできません。私は、多くの先輩方が築いてくださったこの松山の温かさを心からリスペクトし、全力で守ります。

私には、前例にとらわれないやり抜く力があります。そして、何よりもこのまちを愛する情熱があります。

古い前例の壁を取り払い、行政のプロである職員の皆さんと、そして市民の皆様と「最高のチーム」を作り、次の50年、子どもや孫の世代が豊かに、笑顔で暮らせる「新しい松山」を共に創り上げたい。

中野泰誠、私の人生のすべてを懸けて、この挑戦に挑みます。

暮らしを豊かに。松山ブランドを日本一へ。

市民の皆様のご理解を、心からお願い申し上げます。

本日は、誠にありがとうございました。

中野たいせいの想い

中野たいせいは、松山で暮らす一人ひとりの声に耳を傾け、 子育て、福祉、防災、交通、地域経済など、生活に直結する課題に向き合っています。

「松山をもう一度元気にしたい」。 その想いの原点や、まちづくり・防災・生活密着型政策への考え方を、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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