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松山の中心市街地をもっと元気に|空き店舗を活かすまちづくりの視点

松山で育った私が描く、中心市街地に人の流れを取り戻すまちづくり

空き店舗は、活かし方しだいで「負担」にも「新しい挑戦の舞台」にもなります。松山の中心市街地には、路面電車やアーケード、城下町の趣といった、人が集まる確かな土台がすでにあります。私は松山で生まれ育ち、地域活性化の現場を歩いてきた立場から、この底力をどう伸ばすかを考え続けてきました。大街道や銀天まちを歩くと、まだ眠っている場所が、これからのまちの可能性そのものに見えてきます。出店の入り口を広げ、開店後を支え、暮らしに根ざした店を増やしていけば、中心市街地は再び人の流れであふれます。

【この記事のポイント】

  • 空き店舗は「困りごと」ではなく、新しい挑戦を受け入れる「余白」として活かせます。
  • 松山の中心部には、路面電車・アーケード・城下町の趣という、人が集まる豊かな土台があります。
  • 出店の入り口支援に加え、開店後を支える仕組みと業種のバランスが、にぎわいを続かせます。

今日のおさらい:要点3つ

  • 知りたいこと:松山の中心市街地で空き店舗をどう活かし、にぎわいを取り戻せるかを知りたい、ということです。
  • その奥にある思い:慣れ親しんだ商店街を、これからも人が集まる場所として残したい、という願いです。
  • 次の一歩:出店しやすさと続けやすさの両方を整え、挑戦を応援するまちにしたい、ということです。

この記事の結論

  • 空き店舗は、活かし方しだいで中心市街地の新しい魅力に変わります。
  • 松山には路面電車・アーケード・城下町の趣という、他にはない集客の土台があります。
  • 大切なのは出店の入り口だけでなく、開店後の伴走と業種バランスの調整です。
  • 官民が手を携え、挑戦者を孤立させない場づくりが、にぎわいを持続させます。

松山の中心市街地が持つ、確かな底力

歩いて楽しいまちという強み

松山の中心市街地は、路面電車と郊外電車がまちなかを結び、アーケードで雨の日でも歩いて回れます。城下町として育まれた通りには、老舗も新しい店も混じり合い、歩くこと自体が楽しいまちです。私は松山で育ち、この歩いて楽しめる環境こそが、全国の多くの都市がうらやむ財産だと感じています。

人が行き交う土台があるからこそ、一つひとつの店が輝けば、まち全体のにぎわいへとつながります。まずは、この恵まれた条件を前提に、「どう伸ばすか」から発想することが出発点になります。

空き店舗を「余白」と捉え直す

全国の多くのまちと同じように、松山でも商業のかたちが変わり、シャッターの下りた区画が話題になることがあります。ただ、空き店舗は見方を変えれば、新しい挑戦を受け入れられる「余白」です。埋まっていない場所があるということは、次のにぎわいが入り込む余地があるということでもあります。

大切なのは、その余白を前向きに使いこなす発想です。若い起業家、二拠点で挑戦したい人、地域の食や工芸を届けたい人——さまざまな担い手が、無理なく一歩を踏み出せる入り口をつくれば、空き店舗は「まちの伸びしろ」に変わります。

松山で育った私が感じる、まちの可能性

私は地域活性化の仕事や県政の現場で、各地のまちづくりを間近に見てきました。そのうえで松山の中心市街地を眺めると、道後や松山城といった全国に知られた磁力があり、みかんやじゃこ天、砥部焼といった豊かな地域資源にも恵まれています。

これだけの素材がそろうまちは、そう多くありません。子どもと堀之内公園を歩きながら、「この通りがもっと元気になったら、次の世代はどんな景色を見るだろう」と想像することがあります。可能性は、まだまだ大きいのです。

まちの元気は、大きな仕掛けだけで生まれるものではありません。一軒の魅力的な店、季節ごとの小さな催し、通りで交わされる何気ないあいさつ——そうした積み重ねが、人を呼び、人を留めます。松山には、その温かさを大切にしてきた歴史があります。だからこそ、無理のないところから一歩ずつ、確かに前へ進んでいけると信じています。

にぎわいを続かせるための、三つの視点

出店の入り口を、もっと入りやすく

新しい挑戦を後押しするには、まず「始めやすさ」が肝心です。松山でも、空き店舗の改修費用の一部を後押しする制度や、創業初期の事業者が使いやすいスペースの提供など、出店を支える仕組みが整えられてきました。条件や内容は年度で変わるため、市の窓口で最新の情報を確かめられます。

こうした支援を、もっと分かりやすく、届けやすくしていくことが大切です。初めて挑戦する人ほど手続きに迷いがちなので、相談から開業までを一つの窓口で伴走できれば、入り口のハードルはぐっと下がります。

開店後を支える伴走の仕組み

挑戦を実らせる鍵は、開店した「後」にあります。出店の入り口支援だけでなく、開いてからの相談相手や、周囲の店とのつながりを持てるかどうかが、続けやすさを大きく左右します。一人で抱え込まず、悩みを分かち合える関係があるだけで、踏ん張りがきくものです。

松山では、官民が協働して空き店舗を活かし、出店者同士をつなぐ場づくりの取り組みも生まれています。こうした「孤立させない仕組み」を広げていけば、挑戦が次の挑戦を呼ぶ好循環が育ちます。

暮らしに根ざした業種のバランス

にぎわいを一日じゅう保つには、飲食やサービスに加えて、地域の人が日常的に立ち寄れる店があることが大切です。食品や生活用品、本や日用の品を扱う店が増えれば、昼間の通行も増え、まち全体を回遊しやすくなります。

観光でにぎわう力と、暮らしを支える力。その両輪がそろうと、商店街は「訪れる場所」であると同時に「毎日使う場所」になります。業種のバランスを意識した出店の誘導は、家族連れが安心して歩けるまちにもつながります。

よくある質問

Q1. 松山の中心市街地の強みは何ですか?

1. 路面電車や郊外電車がまちなかを結び、移動しやすい環境です。
2. アーケードがあり、天候に左右されず歩いて回れます。
3. 道後や松山城といった全国に知られた魅力とも近接しています。

Q2. 空き店舗を活用することが、なぜ大切なのですか?

1. 空いた区画は、新しい挑戦を受け入れる「余白」になります。
2. 一つの店がにぎわえば、まち全体の流れにつながります。
3. 前向きに活かすほど、中心市街地の魅力が広がります。

Q3. 出店を考えています。どんな支援がありますか?

1. 改修費用の一部を後押しする制度がある場合があります。
2. 創業初期の事業者が使いやすいスペースの提供もあります。
3. 条件は年度で変わるため、市の窓口で確認できます。

Q4. 開店した後が不安です。相談できる場はありますか?

1. 官民協働で出店者をつなぐ場づくりが進んでいます。
2. 周囲の店や地域とのつながりが、続けやすさを支えます。
3. 一人で抱えず、相談できる関係を早めに持つと安心です。

Q5. 商店街に日常の利用を増やすには、何が必要ですか?

1. 地域の人が毎日立ち寄れる業種を増やすことが有効です。
2. 昼の通行が増えると、まち全体の回遊性が高まります。
3. 観光と暮らしの両輪がそろうと、にぎわいが安定します。

Q6. デジタルの活用は、まちのにぎわいに役立ちますか?

1. 人の流れの把握やキャッシュレスは、利便性を高めます。
2. 大切なのは、得た情報を次の工夫に活かすことです。
3. 手段として上手に使えば、店づくりの助けになります。

Q7. 短期間だけ、お試しで出店することはできますか?

1. 期間限定で挑戦できる仕組みは、各地で広がっています。
2. 短期で試し、手応えがあれば本格的な出店に移れます。
3. 挑戦のハードルを下げる工夫として、可能性があります。

Q8. 市民として、まちのにぎわいにどう関われますか?

1. 「人に紹介したい店」を身近に見つけることが第一歩です。
2. まち歩きやイベントに参加すると、つながりが広がります。
3. 一人ひとりの応援が、通りの元気につながります。

まとめ

  • 松山の中心市街地には、路面電車・アーケード・城下町の趣という確かな土台があります。
  • 空き店舗は「余白」として活かし、新しい挑戦を受け入れる場に変えられます。
  • 入り口の支援に加え、開店後の伴走と業種バランスが、にぎわいを続かせます。

松山で育ち、このまちの未来を思う一人として、私は中心市街地の底力を信じています。まずは、お気に入りの一軒に足を運び、通りを歩いてみることから。その小さな一歩が、まち全体のにぎわいを取り戻す力になります。

中野たいせいの想い

中野たいせいは、松山で暮らす一人ひとりの声に耳を傾け、 子育て、福祉、防災、交通、地域経済など、生活に直結する課題に向き合っています。

「松山をもう一度元気にしたい」。 その想いの原点や、まちづくり・防災・生活密着型政策への考え方を、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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