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松山にお金を呼び込み、まちで循環させる|地域経済を元気にする考え方

松山で育った私が描く、外から呼び込み、まちで巡らせる経済

まちを元気にするお金の流れには、二つの入り口があります。ひとつは、観光や産品の販売で、松山の外からお金を呼び込むこと。もうひとつは、そのお金を松山の中で何度も巡らせることです。この二つがそろって初めて、地域経済はしっかりと回りはじめます。私は松山で生まれ育ち、県議会議員として観光や地方創生の現場を歩き、地域活性化の仕事にも携わってきました。その経験から見えてきたのは、松山には道後温泉や松山城、みかんやじゃこ天といった、外の人を惹きつける魅力がたくさんあるということです。その底力を、どう暮らしの豊かさにつなげていくかを前向きに考えます。

【この記事のポイント】

  • 松山の外からお金を呼び込む方法は、「観光」「産品の販売」「オンラインの仕事」の三つで考えると整理しやすくなります。
  • 大きな設備投資は、外からの収入の見通しが立ってから、段階的に進めると安心です。
  • 呼び込んだお金を松山の中で巡らせる仕組みがあってこそ、まち全体が豊かになります。

今日のおさらい:要点3つ

  • 知りたいこと:松山の外からお金を呼び込み、地域経済を元気にする方法を知りたい、ということです。
  • その奥にある願い:松山で働き、暮らしていける、豊かなまちであってほしい、という思いです。
  • 次の一歩:呼び込みとまちの中での循環を、松山の強みを活かして両輪で設計することです。

この記事の結論

  • 松山が外からお金を呼び込むには、「観光・産品の販売・オンラインの仕事」の三つの柱を持つことが力になります。
  • 大きな設備投資は、収入の手ごたえがある分野から段階的に広げるのが安心です。
  • 呼び込みと同時に、まちの中でお金を巡らせる仕組みを整えることが欠かせません。
  • 小さく始め、確かめ、うまくいったところに力を集めるのが現実的な進め方です。

松山の外からお金を呼び込む、三つの柱

まちにお金を呼び込むといっても、方法はさまざまです。松山の場合は、「観光」「産品の販売」「オンラインの仕事」という三つに整理して考えると、自分たちの強みをどう活かすかが見えてきます。どれか一つに頼りきるのではなく、複数の入り口を持っておくことが、まちの経済を安定させていきます。まずは、それぞれの柱を松山の魅力に引きつけて見ていきます。

観光で呼び込み、まちに波及させる

観光は、松山がもっとも力を発揮できる柱のひとつです。道後温泉や松山城、正岡子規や夏目漱石ゆかりのまちなみは、県外や海外からの方を惹きつける大きな魅力です。観光で生まれるお金は、宿泊だけでなく、飲食やお土産、体験、交通と、幅広い業種に広がっていきます。設計しだいで、一人のお客さんの旅が、まちの多くのお店をうるおす形にできるのが、観光の大きな良さです。

大切にしたいのは、「滞在の時間を長く、その時間をより豊かに」という視点です。温泉に入って帰るだけの旅から、食の体験や地域の文化にふれる時間を組み合わせた旅へ。地元の食材を活かした料理や、職人の技を間近で見られる時間を用意すれば、松山でしか味わえない一日になります。一つのお店だけでなく、複数の事業者が手を取り合って「松山まるごとの体験」をつくることが、呼び込みの力を高めていきます。

みかん・じゃこ天など、産品を外の市場へ

松山や愛媛には、みかんをはじめ、じゃこ天や鯛めし、砥部焼など、外に誇れる産品がそろっています。こうしたものを、県外や海外の市場、あるいはオンラインの販売を通じて届けることで、まちの外からお金を取り込みやすくなります。ただ出荷するだけでなく、加工してブランドとして育て、産地の物語や生産者の思いを一緒に伝えていくと、価格の競争に巻き込まれにくくなります。

進め方としては、すでに強みのある産品を選び、まずは小さな規模で外への販売を試すのが現実的です。物流や日持ちといった条件をふまえて、いちばん届けやすい形を選んでいく。松山の産品づくりや技術の土台を活かした外への販売は、比較的無理なく始められる、心強い選択肢だと考えています。

オンラインの仕事で、松山にいながら稼ぐ

オンラインのサービスや制作、情報発信の仕事は、松山に拠点を置いたまま、都市部や海外のお客さんから収入を得られるのが魅力です。松山で暮らし、松山で働きながら、稼いだお金をまちの人材や場づくりに再び投じていく。「外の仕事で稼いで、地元に活かす」という形は、これからの松山にとって大きな可能性を持っています。

ここでも意識したいのは、固定費を先に増やしすぎないことです。いきなり大きな拠点を構えるのではなく、小さなシェアオフィスなどから始めて、仕事や収入が安定してきた段階で場を広げていく。「先に箱をつくって収入を追いかける」のではなく、「収入の見通しに合わせて場を整える」順番を守ることが、無理のない成長につながります。

呼び込んだお金を、松山の中で巡らせる

外からお金を呼び込むことと同じくらい大切なのが、そのお金を松山の外へ逃さず、まちの中で何度も巡らせることです。せっかく稼いだお金の多くが仕入れや外への支払いで出ていってしまえば、まちに残る豊かさは薄くなります。呼び込みと循環は、いつもセットで考える。ここが、地域経済を強くする土台になります。

地産地消と地域内の循環をつなぐ

まちの中でお金を巡らせる代表的な仕組みが、地産地消や、地域のお店だけで使えるポイント・商品券です。観光で訪れた方や地元の方に、まちの中で使ってもらえる仕掛けを用意すると、宿泊施設だけでなく、商店街やサービス業にもお金が流れていきます。地元の食材を使い、地元の産品を扱い、地元のお店で買う。この巡りを太くすることが、まち全体の元気につながります。

仕組みを続けていくには、使う人にとっての分かりやすい良さと、運営する側の無理のなさが欠かせません。デジタルの力を借りて、発行や運用の手間を抑えながら続けられる形にする。呼び込みと循環をつなぐことで、松山のみかんも、道後の湯も、まちのお店も、一つの流れの中で支え合えるようになります。

大きな投資は、見通しを立ててから段階的に

古い建物を活かした宿や施設づくりなど、大きな投資を考えるときほど、慎重さが力になります。まずは小さな改装で手ごたえを確かめ、その実績をもとに、金融機関や行政の支援を受けながら段階的に広げていく。「最悪の場合でも支えきれるか」を先に見定めておくことが、まちにとってもお店にとっても安心です。建物の魅力だけでなく、「続けていけるか」を冷静に見る姿勢を大切にしたいところです。

全体を通して意識したいのは、「小さく始めて、確かめて、うまくいったところに力を集める」という進め方です。呼び込みの柱ごとに見通しを持ち、一つの分野に偏りすぎない。そのうえで、稼いだお金をまちの中で巡らせる。この積み重ねが、松山の経済をじっくりと強くしていきます。地域を歩いてきた一人として、私はこの流れを松山でかたちにしていきたいと考えています。

よくある質問

Q1. 「外からお金を呼び込む」とは、具体的に何を指しますか?

1. 観光や産品の販売、オンラインの仕事などを指します。
2. いずれも、松山の外のお客さんから収入を得る取り組みです。
3. 複数の入り口を持つと、まちの経済が安定します。

Q2. 小さなお店でも、外からの収入をつくれますか?

1. できます。まずはオンライン販売など小さく始めるのが現実的です。
2. 既存の施設の小さな改装から試す方法もあります。
3. 手ごたえを見て、段階的に広げると安心です。

Q3. 大きな設備投資は、何から確かめるとよいですか?

1. まず建物の状態と、改修にかかる費用の幅を把握します。
2. 次に、開業後の固定費と収入の見通しを立てます。
3. 厳しい場合でも支えられるかを確認してから進めます。

Q4. 観光で呼び込むとき、何を大切にすべきですか?

1. 滞在の時間を長く、その時間を豊かにすることです。
2. 食や文化の体験を組み合わせると、魅力が増します。
3. 複数のお店で「松山まるごとの体験」をつくります。

Q5. まちの中でお金を巡らせるには、どうすればよいですか?

1. 地元のお店で使えるポイントや商品券が役立ちます。
2. 地産地消で、地元のものを地元で楽しむ流れをつくります。
3. 呼び込みと循環をセットで設計することが大切です。

Q6. オンラインの仕事には、どんなものがありますか?

1. 制作や情報発信、オンラインでの販売支援などがあります。
2. 松山に拠点を置いたまま、広い市場から収入を得られます。
3. 稼いだお金を、まちの人材や場づくりに活かせます。

Q7. 行政や公的な支援は、活かした方がよいですか?

1. 活かすとよいです。補助や専門家の支援などがあります。
2. 一人や一店舗で重い負担を抱え込まずにすみます。
3. 段階的な投資と組み合わせると、より安心です。

Q8. 長い目で松山の経済を強くする鍵は何ですか?

1. 外からの呼び込みと、まちの中での循環を一体で設計することです。
2. お金が松山の複数のお店を何度も巡る形を目指します。
3. 小さく始めて確かめ、うまくいった分野に力を集めます。

まとめ

  • 松山が外からお金を呼び込むには、観光・産品の販売・オンラインの仕事の三つの柱が力になります。
  • 大きな投資は、収入の手ごたえを確かめてから、段階的に進めるのが安心です。
  • 呼び込んだお金をまちの中で巡らせることで、松山の経済がじっくり強くなります。

松山で生まれ育ち、このまちの未来を思う一人として、私は松山の魅力で外からお金を呼び込み、それがまちの中を気持ちよく巡っていく経済をつくっていきたいと考えています。まずは、松山ならではの食や体験、産品の良さを、身近な人にも伝えてみてください。その一つひとつが、松山の明日を支える力になります。

中野たいせいの想い

中野たいせいは、松山で暮らす一人ひとりの声に耳を傾け、 子育て、福祉、防災、交通、地域経済など、生活に直結する課題に向き合っています。

「松山をもう一度元気にしたい」。 その想いの原点や、まちづくり・防災・生活密着型政策への考え方を、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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