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松山の行政をもっと便利に|デジタルで手続きが楽になるまちへ
松山で生まれ育った目線で描く「並ばない・待たせない行政」への一歩
私は松山で生まれ育ち、愛媛県議会議員として二期、観光や地域活性化の現場を歩いてきました。若いころには東京で地方のプロモーションや情報発信の仕事にも携わり、伝え方や仕組みづくりの大切さを学んできました。今は二人の子どもを育てながら、市役所や窓口で手続きをする一人の生活者として、この街の暮らしやすさを毎日感じています。本記事は、松山の行政サービスをデジタルの力でもっと便利にし、市民が手続きに時間を取られず、本来やりたいことに時間を使えるまちへと伸ばしていく視点を整理するものです。
【この記事のポイント】
行政のデジタル化は、機械を増やすことが目的ではありません。市民が窓口に並ぶ時間、書類をそろえる手間、同じことを何度も書く負担を減らし、暮らしにゆとりを取り戻すための手段です。松山がこれまで築いてきた丁寧な行政の土台に、デジタルの使いやすさを重ねていくことを考えます。
今日のおさらい:要点3つ
- 行政のデジタル化のゴールは「手続きが楽になること」であり、市民の時間と手間を減らすことこそが本来の目的である
- スマホやパソコンから手続きができる選択肢を増やしつつ、窓口や紙も残し、誰も取り残さない二本立てで進めることが大切である
- デジタル化は職員の負担も軽くし、生まれた時間を子育て・福祉・相談といった人にしかできない仕事に振り向けられる
この記事の結論
行政が便利になると、暮らしそのものが軽くなります。松山が積み重ねてきた丁寧な窓口対応という強みを土台に、スマホやパソコンからも手続きができる道をていねいに増やし、書かない・並ばない・待たせない方向へ一歩ずつ進める。同時に、対面や紙を必要とする方のための窓口もしっかり残す。デジタルを「人にやさしくするための道具」として使いこなすことが、松山の暮らしやすさと行政の力を同時に伸ばしていくと私は考えています。
なぜ今、松山で「行政のデジタル化」を進めたいのか
行政の手続きは、暮らしの節目に必ず関わってきます。子どもが生まれたとき、引っ越したとき、家族を看取ったとき、支援を受けたいとき。そのたびに窓口に出向き、書類をそろえ、順番を待ち、同じ住所や名前を何枚もの用紙に書く。忙しい子育て世代にとっても、足を運ぶこと自体が負担になりやすいお年寄りにとっても、この時間と手間は決して小さくありません。行政をデジタルで便利にするというのは、この一つひとつの負担を軽くしていくことだと私は考えています。
松山には、長年培われてきた丁寧な窓口対応や、地域に根ざした行政の土台があります。これは全国に誇れる強みです。だからこそ、その良さを失わずに、デジタルという新しい道具を上手に重ねていきたい。県議として県政の現場に立ち会い、また情報発信の仕事に携わってきた経験からも、大切なのは技術そのものより「誰のために、どう使いやすくするか」という設計だと感じています。
「便利」の主語は、いつも市民である
デジタル化の話は、つい行政の側の効率化として語られがちです。けれども本当に問われるべきは、市民の側から見て手続きが楽になったかどうかです。スマホから申請が済めば、仕事や子育ての合間に手続きを終えられます。同じ情報を何度も書かずに済めば、書き間違いや取り直しの手間も減ります。松山の行政デジタル化は、あくまで市民を主語にして、「並ばなくていい」「待たなくていい」「何度も書かなくていい」状態を増やすことを目指したいと考えています。
職員の時間を、人にしかできない仕事へ
デジタル化がもたらす良さは、市民の側だけではありません。定型的な入力や確認の作業がデジタルで軽くなれば、職員の皆さんの時間にもゆとりが生まれます。その時間を、複雑な事情を抱えた方の相談や、子育て・福祉・防災といった、人が向き合ってこそ力を発揮する仕事に振り向けることができます。デジタルは人を減らすための道具ではなく、人にしかできない仕事に集中してもらうための道具である。この考え方を、松山の行政づくりの土台に置きたいと考えています。
手続きが楽になる松山を「3つの視点」で伸ばす
行政をデジタルで便利にすると言っても、やみくもに機械やアプリを増やせばよいわけではありません。松山らしく着実に進めるために、私は3つの視点で考えると見通しが良くなると考えています。
減らす視点 ― 書かない・並ばない・待たせない手続きへ
まず目指したいのは、手続きにかかる手間そのものを減らすことです。何度も同じことを書かずに済むように、行けるものはスマホやパソコンから申請できるように、待ち時間が読めるように。一つひとつの手続きを「市民の動き」からたどり直し、無駄な工程を削っていく。全部を一度に変える必要はありません。よく使われる手続きから順に、「これは楽になった」と実感できるところを着実に増やしていくことが、信頼につながると考えています。
つなぐ視点 ― 窓口・電話・デジタルを一つの入り口に
デジタルを増やすことは、窓口をなくすことではありません。スマホが得意な方にはオンラインを、対面で相談したい方には窓口を、電話が安心な方には電話を。それぞれの入り口を用意したうえで、どこから入っても同じように手続きが進むようにつなぐことが大切です。人によって、時期によって、使いたい手段は違います。松山では、デジタルと対面を対立させるのではなく、暮らしに寄り添う複数の入り口として一体で設計していきたいと考えています。
ささえる視点 ― 誰も取り残さないデジタル化にする
デジタル化で最も気をつけたいのは、使い方に不安のある方が置き去りにならないことです。スマホの操作に慣れていない方、身近に頼れる人がいない方にとって、「デジタルでどうぞ」だけでは便利になりません。だからこそ、気軽に聞ける相談の場や、地域で教え合えるつながり、そして紙や対面という選択肢を残すことが欠かせません。便利になる人と取り残される人を分けないこと。すべての市民にとってやさしいデジタル化であってこそ、松山の行政は本当に前へ進めると私は考えています。
3つの視点は、そろって初めて力になる
手間を減らし、入り口をつなぎ、誰も取り残さない。この3つは切り離せません。手続きが減れば窓口の混雑が和らぎ、入り口がつながれば人は自分に合った方法を選べ、支える仕組みがあれば新しい便利さに誰もが乗っていける。減らす・つなぐ・ささえるは、松山という一つの街のなかでめぐり合っています。県政や情報発信の現場を歩くほど、私は「便利さは、人への配慮とセットで設計してこそ根づく」という思いを強くしてきました。松山の行政をデジタルで便利にするとは、この3つの視点を将来像の下でつなぎ合わせ、暮らしのゆとりを取り戻していくことにほかなりません。
よくある質問
Q1. 行政のデジタル化とは、そもそも何を目指すものですか?
1. 市民が手続きにかける時間と手間を減らすことが本来の目的です。
2. 機械やアプリを増やすこと自体がゴールではありません。
3. 「並ばない・待たせない・何度も書かせない」暮らしを目指します。
Q2. デジタル化で、窓口はなくなってしまうのですか?
1. 窓口をなくすことは考えていません。
2. 対面で相談したい方のための入り口は残します。
3. デジタルと窓口を両立させ、選べる状態を大切にします。
Q3. スマホが苦手な人は取り残されませんか?
1. 取り残さないことを最優先に考えたいと思っています。
2. 気軽に聞ける相談の場や、紙・対面の選択肢を残します。
3. すべての市民にやさしいデジタル化を目指します。
Q4. デジタル化で、どんな手続きが楽になりそうですか?
1. 引っ越しや子育て、証明書の取得など、暮らしの節目の手続きです。
2. よく使われるものから順に楽にしていく考え方が現実的です。
3. 同じことを何度も書かずに済む形を増やしていきます。
Q5. 職員の仕事にはどんな影響がありますか?
1. 定型的な作業が軽くなり、時間にゆとりが生まれます。
2. その時間を相談や福祉など人が向き合う仕事に振り向けられます。
3. デジタルは人を減らす道具ではなく、集中を助ける道具です。
Q6. 個人情報や安全面は心配ありませんか?
1. 便利さと安心は両立させるべきものだと考えています。
2. 大切な情報を守る仕組みは、丁寧に整えることが前提です。
3. 市民が安心して使えることが、デジタル化の土台になります。
Q7. まず何から取り組むべきだと考えていますか?
1. 市民がよく使う手続きを、暮らしの目線で見直すことからです。
2. 「並ばない・書かない」を実感できる場面を少しずつ増やします。
3. 窓口や相談の場も同時に整え、両輪で進めていきます。
Q8. なぜ中野泰誠がこのテーマを語るのですか?
1. 松山で生まれ育ち、この街で子育てをしているからです。
2. 県議として県政の現場を歩き、情報発信の仕事にも携わってきたからです。
3. デジタルを人にやさしく使いこなし、暮らしを楽にしたいと願っているからです。
まとめ
- 行政のデジタル化のゴールは、市民の時間と手間を減らし「手続きが楽になること」である
- スマホからの手続きを増やしつつ、窓口・電話・紙も残し、誰も取り残さない二本立てで進める
- デジタル化は職員の時間にもゆとりを生み、人にしかできない仕事へ振り向けられる
- 減らす・つなぐ・ささえるの3つの視点を将来像の下でつなぎ、暮らしにゆとりを取り戻す
松山には、丁寧な行政と地域のつながりという確かな土台があります。その良さを大切にしながら、デジタルの力を人にやさしく重ねていけば、手続きは軽くなり、暮らしにはゆとりが戻ってきます。並ばない、待たせない、何度も書かせない。そんな当たり前の便利さを一つずつ形にしていきたい。私はこの街で生まれ育った一人として、みなさんと一緒に、手続きが楽になる暮らしやすい松山づくりの道を歩んでいきたいと考えています。
中野たいせいの想い
中野たいせいは、松山で暮らす一人ひとりの声に耳を傾け、 子育て、福祉、防災、交通、地域経済など、生活に直結する課題に向き合っています。
「松山をもう一度元気にしたい」。 その想いの原点や、まちづくり・防災・生活密着型政策への考え方を、こちらの記事で詳しく紹介しています。