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活動報告

不登校を、先生だけに背負わせない。松山市で進んでいない「スクールソーシャルワーカー」の配置

「不登校の問題について悩んでいるが、学校との連携が無く困っている」という付箋をいただきました。

不登校については、県も予算を入れて取り組んでいます。
しかしながら状況としては、二千万円が四千万円になってもなお増え続けている現状ですし、しかも不登校が始まる時期がどんどん低年齢化しているようにも感じます。

これだけお金をかけても結果が出ていないというのは、とても根深い問題なのだと考えています。

先生だけに頼らない仕組み作りに取り組んできました

学校を出たばかりの新任の先生が、二十人も三十人も子どもを見ながら、不登校のケアまでするというのは、現実問題として考えた時に、かなり難しいことだと思います。

そもそも先生お一人で背負えるような問題ではありませんし、背負わせてしまうこと自体が間違っているのだと思うのです。
私は県議会にいた時から、この問題を学校の先生だけに押しつけず、学校と医療と福祉がチームになって支えられるように、土台づくりを進めてきた経緯があります。

スクールソーシャルワーカーという仕事をご存じでしょうか

これは民間と公共をつなぐ役割を担ってくださる方で、ご家庭と地域と専門機関と学校のあいだに入って、話を滑らかに回してくださる存在です。
技術と人脈を持った方が間に入ってくださるだけで、先生方の負担が減り、子どもたちに向き合う時間が増えていきます。

ところがこの方々について、愛媛県内では他の市町で配置が進んでいる一方で、松山市では配置ができていません。

過去に試験的に置いていた時期もあったと聞いていますが、本格的な導入には至らないまま今日まで来てしまいました。
何か決定的な障害があってできないというよりも、これは数ある施策の中での優先順位の問題なのだろうと私は思っています。

令和5年9月の松山市議会においては、市議会議員の方から、スクールソーシャルワーカーについての質問が出されています。
過去に試験的に配置した事業の概要と結果、それが本格導入につながらなかった理由、いまは誰がどのようにその役割を担っているのか、そして配置されていない理由を問うものでした。

この問題はすでに現場では顕在化しており、市議会の場でもすでに問われ続けている課題だということです。
それでもまだ実現していないのであれば、あとは誰かが、やると決めるかどうかだけの話なのだと思います。

不登校の悩みを一人で抱え込まずに済む松山市にしたい

近隣の多くの市や町で導入されている仕組みなのであれば、あとはもう意思決定を待つだけの事なのではないでしょうか。
できない理由を並べるのではなく、他の地域でできていて松山でできていないことを、ひとつずつ片づけていきたいのです。

子どもが学校に行けなくなった時、いちばん困って立ち止まってしまうのはその子とご家族ですし、どこに相談すればいいのか分からないまま時間だけが過ぎていく、ということがあってはなりません。

松山にお住まいの皆さま、お子さんの学びについて感じておられることを一人で抱え込まず、ぜひお声として中野たいせいにお寄せください。

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