9月28日の小野公民館から11月1日まで、35日間にわたって松山市内を回ってきたまちづくりミーティングが、すべて終わりました。
全部で43会場、延べ2,132名の皆様にお集まりいただき、黄色い付箋に書いて頂いた声は1,551枚になりました。
頂いた声は一枚残らず読み込んだうえで、会場ごと、分野ごとに集計・整理しました。
その結果、「道路・交通安全」「交通・移動」「生活費・所得」「防災・水害」「子育て・保育」「学校・学び」の6分野に分けられました。

どの分野も広く7割以上の会場で出ました
これら6分野について、43ある会場のうち何か所でその話題が出てきたのかを数えてみたところ、最も広く意見が寄せられた「道路・交通安全」が42会場、最も少なかった「子育て・保育」「学校・学び」でも31会場でした。
つまり、どの分野も7割を超える会場で出ているという結果でした。
ここから分かるのは、「6つのどれもが、特定の地区だけが困っている話ではなく、松山のほとんどの地域で同じように出てきた話だった」ということです。
実際に、こんな声が書かれていました
6分野について3つずつ意見をご紹介します。
(カッコ内の数字は、その分野の意見が出てきた会場数です)

道路・交通安全(42会場)
松山の道路はアスファルトでもでこぼこで割れ目が多く危ない(石井公民館)
JR松山駅周辺、車、自転車、歩行者の通行危険です。(新玉公民館)
野外活動センターの道路の清掃!(五明公民館)
交通・移動(41会場)
病院に行くのに、バスの便が少ない。(湯山公民館)
年金者でバス代が高くて困っている。(番町公民館)
免許返納した後の移動手段が悩みです。運賃が高すぎる(高浜公民館)
生活費・所得(36会場)
給料が上がらないのに物価が上がり生活が大変。(久米公民館)
年金だけでは、夫婦二人が施設に入れません。1人は生活保護とか???(小野公民館)
防災・水害(34会場)
二年に一回家が浸水します。治水をお願いします。(生石公民館)
大雨の日に水路が氾濫するので整備して欲しい。(桑原公民館)
避難所までの移動と、避難所の耐震性への不安。(湯山公民館)
子育て・保育(31会場)
子どもをたくさん産めるような環境をぜひ!作ってください!!(荏原公民館)
子育て、教育、子ども手当、経済的負担への対応。(小野公民館)
子育てについてもっと詳しく知りたい。(坂本公民館)
学校・学び(31会場)
不登校の子どもの居場所を学校内に作っていただきたいです(石井公民館)
小中学校の存続(日浦公民館)
学校の維持(中島公民館)
非常に深刻な交通への不満・不安

いちばん広く出てきた交通の話は、さらに細かく三つの論点に分けられます。
| 交通の論点 | 声が出た会場数 |
|---|---|
| 便数・路線・移動手段を増やして | 37会場 |
| 運賃・交通費が高い | 31会場 |
| 免許を返したあとの暮らし | 16会場 |
便数を増やして欲しい、遅い時間の便が欲しい、中心地から離れた地区へも走って欲しいという声が、いちばん広く出ています。
そこに運賃の重さが重なり、さらに免許返納後の暮らしへの不安が続くという、松山市民の皆さんの悩みの構造が見えてきました。
免許返納の16会場という数字だけを見ると他より小さく感じるかもしれませんが、これは郊外や山間・島嶼部に強く集まっているもので、その地域の方にとっては生活が続けられるかどうかという、切羽詰まった話です。
43会場それぞれについて、どんな声が出たのかを一覧にまとめたページも、あわせてご用意しています。
トップページのバナーから詳細をご覧ください。
この1,551枚は松山の皆さんが、毎日の生活で何に困っているのか?という、まさに貴重な一次情報だと言えるでしょう。
ここから組み立てた政策につきましては、改めて別の記事でご説明したいと思います。
改めまして、まちづくりミーティングにご参加下さいました皆さま、中野たいせいにご意見をお寄せくださり誠にありがとうございました。
重ねてお礼申し上げます。