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活動報告

松山市政における市長の役割って何?

「政治はテレビの中での話で、あまり自分の生活とは関係ないな」。
実は私は若い頃そう感じていました。

ニュースで見る政治の話はとても遠く感じ、毎日の生活で一生懸命働くこととどうつながっているのか、いまいちピンと来ていませんでした。

同じように思っておられる方も、たくさんおられるかもしれませんね。
そこでこの記事では、市長という仕事が一体何をする役なのか?についてご説明します。

松山は、地区ごとに暮らしが違います

SNSや公式HPでもお伝えしていますように、私はいま松山市内41地区の公民館を、一箇所ずつ回っています。
この活動の中で改めて分かったのは、松山と一口に言っても、地区ごとに暮らしがまったく違うということです。

同じ松山市の中なのに、車で10分走るだけで環境がずいぶん変わります。
私の事務所がある石井でも、東側と西側で状況が違います。

例えば荏原では、高齢化と空き家、そして子どもの減少を心配する声が並びました。
桑原では、渋滞についての声がいちばん多く、中学校の部活動の悩みも出ました。

中島や興居島といった島の地区で出てくる話は、またまったく違います。
道後の観光を盛り上げても、それによって直接的に荏原や桑原の暮らしが良くなるわけではありません。

まずはこの、地区ごとに暮らしが違うという大前提があります。

お金の使い先を、決めなければなりません

その上で税収や交付金など、松山市に入ってくるお金は、決して少なくありません。
今年度の予算は一般会計で約2,351億円、市の資料では過去2番目の規模だと説明されています。
それでも、頂くご要望のすべてに、同時に手をつけることはなかなか難しく、どれを先にするのかを決めることになります。

道路を広げるのか、水路を直すのか、公園を整えるのか。
それとも子育ての支援を増やすのか、高齢者の移動を支えるのか・・・。

どれも大切で、それでもどれかを選ばなければならないのが現実です。

使えるお金を、増やす方法もあります

そしてもうひとつ、使えるお金そのものを増やす方法もあります。

今年度の松山市の歳入のうち、国からの支出金は2割を超えています。
国の制度には、市が手を挙げて採択されれば使えるものがあります。
防災や子育て、賃上げの支援など、分野ごとに予算が用意されています。

逆に言えば、手を挙げなければ使えないままです。
ここに汗をかくことも、市長の仕事だと考えています。

順番を決めるのが、市長の仕事です

市長の大きな仕事のひとつが、その順番を決める役です。
これは極めて重要で、皆さんの生活に直結するため責任も重大です。

そして、もうひとつ決めなければならないことがあります。
順番を決めた後に、誰がやるのかを決めることです。

たとえば道路の相談は、毎日の暮らしにとって影響大ですが、なかなか進まないことがあります。
国道、県道、市道、私道と管理者が分かれていると、責任の置き場所で難航するためです。

私が愛媛県議会議員を務めていた時は、県と市の担当者に同じテーブルについてもらいました。
どこまでを誰が、いつまでにやるのか。
その場で整理しないと話は宙に浮いたまま終わってしまい、生活が良くならないと実務の現場で感じました。

松山市役所には、デキる職員の方がたくさんいらっしゃいます。
その力を、必要な場所につないでいくことも市長の役割だと思います。

しかし声が上がらないと、気づけません

では、その順番はどうやって決まるのでしょうか。
正直に申し上げると、声が集まるところから優先的に手が入っていきます。

市役所や県の職員の方々は、本当に一生懸命働いています。
台風の後は、電話をしても席にいないほど現場に出ています。

それでも誰も声を上げていない困りごとに気付くのは、正直なかなか難しいのです。
「言っていただければ、できたのに・・・」そういうことは、どうしても避けたいのです。

できないことは、理由をお伝えします

もちろん、すべてを一度に実現できるわけではありません。
できることはやりますが、できないことについては、なぜできないのかをお伝えします。
そのうえで、こうすればできるのではないか、という次善の策を一緒に探したいと考えています。

他のまちでできていることが松山でできていないのであれば、その理由を調べます。
根拠のない決まりごとが残っているだけなら、見直します。

残りの地区も、一つずつ回っていきます。
皆様からいただいた声を、お金の使い方に変えていく。
それが、私が市長としてやりたい仕事です。

お近くで開催するときは、どうぞお気軽にお越しください。

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