
荏原公民館のミーティングで、付箋に「土砂災害が心配」という声がありました。
荏原は山に近く、雨が降るたびに不安を感じる方も多いと思います。
私も、東京から戻ってくる時に「愛媛は災害が少ない」と聞いていたのですが、戻ってすぐの2018年に西日本豪雨が起き、スコップを持って現場に向かうことになりました。
雨の災害と南海トラフ
ここ数年の雨、私が小さかった頃には無かったような降り方をするなと、毎年のように思います。
皆さんも同じではないでしょうか?
これだけ豪雨による災害が日本全国で続くと、雨による災害というものはいつ身近で起きてもおかしくないというのが現実のところです。
さらに南海トラフ地震も心配です。
荏原は津波の心配がありませんが、沿岸部で働く方や暮らす方は、津波の影響を受ける可能性は一定あります。
阪神淡路大震災で、自助の大切さを学んだ

私が中学生のとき、阪神淡路大震災が起きました。
当時はTVニュースや新聞報道でその被害の大きさを見ても、あまりに大きすぎたためか現実の出来事として全く実感できませんでした。
また東日本大震災の発生時は私は東京で働いていました。
ちょうど東北の方々とも仕事をしていたこともあり、被災した後も、地元である東北に戻ってくる方々の姿を見て、私も愛媛で仕事をしなければと思い、戻る決意をしました。
阪神淡路大震災では、倒れた建物の下から助け出された人の多くが、自力や家族、そして近所の人の力で助かったと言われています。
この自分や周囲の力で一時被害を凌ぐことを「自助」と言います。
一方で消防や警察など、いわゆる「公助」によって助けられた人は、2%に満たなかったそうです。
行政が市民の命を全力で守るのは前提としてありますが、現実問題として道路がふさがれれば、救助隊はすぐには目の前まで来られません。
その時に頼りになるのは、自分の備え、それからご近所さんの力です。
しがらみは、いざというときの力になる

特に若い方は、地域のつながりをしがらみと感じて、窮屈に思うかもしれません。
けれども、いざというときに命を救うのは、その近所のつながりなのです。
松山は、都会と地方のちょうど中間にあるまちです。
この地域で暮らす価値を、松山市内外に広く伝えていきたいと思っています。
地域のお祭りや日々の活動は、いざというときの助け合いを強くする活動でもあります。
もちろん、近所の力に頼るだけでは足りません。
土砂災害の危険がある場所や、避難のしかたは、皆さんの声を聞きながら一つずつ確認していきます。
「ここが心配だ」という場所を、ぜひ教えてください。
一つひとつの不安に向き合うことが、「まもる」松山市政の第一歩だと考えています。
皆さまの声を、中野たいせいにお寄せください。