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松山の地域経済を未来へ|多様な産業を活かす持続可能な成長
松山で育った私が描く、多様な産業を活かす経済のこれから
松山の経済は、一つの産業に偏らない、しなやかな強さを持っています。サービス業を中心に、観光、製造、卸売・小売など、多様な産業がほどよく混ざり合っています。私は松山で生まれ育ち、いったん県外で地域活性化の仕事に携わり、県政の現場でも産業振興に向き合ってきました。その経験から言えるのは、人口減少という時代の中でも、松山の多様な産業を活かせば、暮らしと仕事を守る力強い経済を育てられるということです。この記事では、そのための視点をお伝えします。
【この記事のポイント】
- 松山は、サービス業を軸に観光・製造・卸売小売など多様な産業がそろう、しなやかな経済圏です。
- これから大切なのは、量の拡大ではなく、付加価値と生産性を高める「質」への転換です。
- 松山圏域の中心都市として、強い産業を伸ばし、暮らしと仕事を守る経済を育てたいと考えています。
今日のおさらい:要点3つ
- 知りたいこと:松山の地域経済が、これからどう変わり、どう守られるのかということです。
- その奥にある思い:自分の仕事や事業が、これからも松山で続けられるのか安心したい、という願いです。
- 次の一歩:強い産業と圏域の力を活かして、「松山で働き続けられる」と思える経済にしたい、ということです。
この記事の結論
- 松山は、多様な産業がそろう、一つの分野に偏らないしなやかな経済を持っています。
- これから力を入れたいのは、付加価値と生産性を高める「量から質」への転換です。
- 松山圏域の中心都市として、強い産業を伸ばし、圏域全体を引っ張ることができます。
- 多様な産業と圏域の力を活かせば、暮らしと仕事を守る経済を育てられます。
松山の地域経済がもつ、しなやかな強さ
一つの産業に偏らない、バランスの良さ
松山の経済は、サービス業を中心に、観光、製造、卸売・小売、医療福祉など、幅広い産業がほどよく混ざり合っています。県庁所在地としての行政機能や、大学・医療機関の集積、観光や宿泊・飲食の厚み。これらが重なり合い、地方の中心都市らしいバランスの取れた経済を形づくっています。
この「多様さ」こそが、松山の大きな強みです。一つの分野が振るわない時でも、別の分野が支えになる。特定の産業に偏らないからこそ、外の環境が変わっても、まち全体で踏みとどまれる。私は地域の現場を歩く中で、この松山経済のしなやかな安定感を、何度も感じてきました。
観光・製造・サービスが混ざり合うまち
道後温泉や松山城を中心とした観光、みかんに代表される豊かな農産物、そして地域に根づいた製造業。松山には、外からお金を呼び込める産業と、暮らしを支える身近な産業が、無理なく共存しています。観光都市でありながら、行政・医療・軽工業も一定の規模を持つ。この多層的な構造が、松山経済の土台を支えています。
平日の中心部を歩けば、働く人、荷を運ぶ車、観光に訪れる方々が、同じ通りを行き交います。この雑多な混ざり方こそ、松山経済が健やかである証しです。それぞれの産業を、これからどう伸ばしていくか。そこに、まちの未来がかかっています。
松山圏域の中心都市という、大きな役割
松山の経済は、周辺の市や町とひとつながりの「松山圏域」として動いています。松山に住みながら周辺の事業所で働く方、周辺に住みながら松山でサービス業や専門職として働く方。人と仕事は、行政の区分を越えて行き来しています。松山は、この圏域の中心として、経済全体を支える大きな役割を担っています。
中心都市としての責任は重いですが、それは同時に、圏域全体を前へ引っ張れるという希望でもあります。松山が踏ん張り、力を発揮すれば、周辺のまちとともに、圏域全体を明るい方向へ導けます。「松山圏域」という広い視野で経済を考えることが、これからますます大切になります。
持続可能な成長へ、松山ができること
量の拡大から、価値と効率を高める「質」へ
働く人が少しずつ減っていく中で、地域経済を守るには、「たくさん作ってたくさん売る」から、「少ない人数で、より価値の高い仕事をする」への転換が欠かせません。一人ひとりの生産性を高めるデジタル化や効率化、単価の高い商品やサービスを生み出すブランド化、そして観光や文化、農業を組み合わせた地域の魅力づくり。こうした「質」への挑戦が、これからの成長の芽になります。
松山圏域のビジョンでも、サービス業の高付加価値化や製造業の技術力向上、地域ブランドの強化が、伸びしろとして位置づけられています。松山には、その挑戦を後押しする土台があります。行政としても、企業の前向きな取り組みを支え、質の高い経済への転換を応援していきたいと考えています。
人材こそ力。働き手を惹きつけ、育てる
地域の経営者と話す中で、近年強く感じるのは、「売上」以上に「人材」への思いです。仕事はあっても、それを担う人がいなければ、事業は続きません。だからこそ、働き手を惹きつけ、育て、長く働き続けてもらえる環境を整えることが、経済を守るうえで何より大切になっています。
若い世代や県外から戻ってくる方に、松山で働く魅力を伝えていく。企業の生産性を高め、働きやすさを磨く後押しをする。デジタル化や設備投資、人材育成を支援し、企業が力をつけて働く人に還元していく流れを応援する。人を大切にする経済こそ、松山が目指す持続可能な成長の姿だと考えています。
「外からお金を呼び込む」視点を広げる
地域経済を元気にする鍵は、圏域の外からお金を呼び込む力を強めることです。観光客に向けた飲食や小売、愛媛ならではの商品を全国に届けるオンライン販売、県外企業の業務を受ける仕事。こうした「外貨を稼ぐ」取り組みは、地元の消費だけに頼らない、力強い経済をつくります。
自分の仕事が、どこからお金を得ているのか。ローカルの需要に支えられているのか、それとも外へ広がる要素を持っているのか。この視点を持つだけで、事業の未来の描き方が変わってきます。行政としても、外へ広がろうとする挑戦を後押しし、松山の産品や技術、観光の魅力を、より広い市場へ届ける手助けをしていきたいと考えています。松山の底力を、外の世界へと開いていきます。
よくある質問
Q1. 松山の地域経済の、いちばんの強みは何ですか?
1. 一つの産業に偏らない、多様でしなやかな構造です。
2. 観光・製造・サービス・医療などがバランス良くそろっています。
3. 松山圏域の中心都市として、大きな役割を担っています。
Q2. 人口が減る中で、経済は守れるのでしょうか?
1. 多様な産業基盤があり、急な落ち込みは起きにくい構造です。
2. 「量から質」への転換で、規模を保つ道があります。
3. 圏域の力を活かせば、暮らしと仕事を守る経済を育てられます。
Q3. これから伸びが期待できる産業は何ですか?
1. サービス業や製造業、観光などが伸びしろとされています。
2. 高付加価値化や技術力の向上が、成長の鍵になります。
3. 地域ブランドを磨くことも、大きな可能性を持っています。
Q4. 「量から質」への転換とは、どういうことですか?
1. 少ない人数で、より価値の高い仕事をすることです。
2. デジタル化や効率化で、生産性を高めていきます。
3. 単価の高い商品やサービスを生み出すことも含まれます。
Q5. 松山で事業を続けても、大丈夫でしょうか?
1. 「外からお金を得られているか」を見ると判断しやすいです。
2. 人口が減っても必要とされる分野は、安定が見込めます。
3. 市や圏域の戦略に沿う分野は、支援や連携の余地が大きいです。
Q6. 松山で起業や開業をするのは、難しいですか?
1. 四国の中心的な商圏や、観光・医療の集積は追い風です。
2. 「誰に、どこからお金をいただくか」の設計が大切です。
3. ニッチを狙いやすい環境とも言え、挑戦の余地があります。
Q7. 松山に移住・Uターンして、仕事はありますか?
1. サービス業・医療福祉・製造・観光など、幅広く求人があります。
2. リモートワークで松山に住む選択肢も広がっています。
3. 給与だけでなく、暮らし全体でバランスを見るのがおすすめです。
Q8. 個人としてできる、いちばんの備えは何ですか?
1. 自分の仕事が圏域の強みとどうつながるかを整理することです。
2. デジタル化や外への販路など、価値を高める挑戦を始めることです。
3. 「松山圏域」という広い視野で、選択肢を考えてみることです。
まとめ
- 松山は、多様な産業がそろう、一つの分野に偏らないしなやかな経済を持っています。
- 付加価値と生産性を高める「量から質」への転換が、これからの伸びしろです。
- 松山圏域の中心都市として、強い産業を伸ばし、暮らしと仕事を守っていきます。
松山で育ち、地域経済の現場を歩いてきた私は、このまちの多様な産業がもつ力を信じています。人を大切にし、価値を高める松山経済を、みなさんと一緒に育てていきましょう。
中野たいせいの想い
中野たいせいは、松山で暮らす一人ひとりの声に耳を傾け、 子育て、福祉、防災、交通、地域経済など、生活に直結する課題に向き合っています。
「松山をもう一度元気にしたい」。 その想いの原点や、まちづくり・防災・生活密着型政策への考え方を、こちらの記事で詳しく紹介しています。