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松山市の災害への備えを、賢い予算配分でさらに安心に|防災の底力を伸ばす視点

松山で子育てをする私が考える、災害予算を「賢く活かす」まちづくり

災害への備えは、予算の多さだけでなく、平時にどこへ重点を置くかで力になります。私は松山で生まれ育ち、県議会議員として二期、地域の防災や暮らしの現場に向き合ってきました。いま松山で二人の子を育てる一人として、家族が安心して過ごせるまちであってほしいと強く願っています。松山はこれまで、市民の安全を守るための備えを着実に積み重ねてきました。その土台を活かし、「事前の備え」と「いざというときの対応」、そして「暮らしの立て直し」のバランスをどう賢く設計するか。前向きな視点で整理していきます。

【この記事のポイント】

  • 災害予算は単年度の額よりも、平時からの重点配分と続けやすさで力になります。
  • 働く世代が見ておきたいのは、耐震化・避難所・情報伝達・生活再建への備えです。
  • 事前の投資に厚みがあるほど、まちの安心はしなやかに強くなります。

今日のおさらい:要点3つ

  • 知りたいこと:松山の災害予算がどう活かされ、これからどう強くできるのかを知りたい、ということです。
  • その奥にある願い:災害のときも、家族や暮らしを守れる安心なまちであってほしい、という思いです。
  • 次の一歩:予算の使いみちに関心を持ち、わが家でできる備えも合わせて進めておくことが安心につながります。

この記事の結論

  • 災害予算は、事前対策・応急対応・生活再建に分けて見ると、その厚みが分かりやすくなります。
  • 住宅の耐震化・避難所・情報発信・生活再建の四つが、暮らしを守る大切な柱です。
  • 使いみちが見えるほど、市民の納得と安心はいっそう高まります。
  • 松山が積み上げてきた備えを活かせば、災害に強いまちへとさらに前進できます。

災害予算は「配分の中身」で力になる

事前の備えという、いちばん賢い投資

災害予算を見るときに大切なのは、事前の備えと事後の対応、その両方にどう力を配っているかという視点です。災害が起きる前に手を打つほど、被害の総量を小さく抑えやすくなります。耐震化や備蓄、避難訓練への備えは、いざというときに暮らしを守るしなやかな力になります。松山がこうした平時の投資を大切にしていくことは、まち全体の安心を育てる賢い選択です。

事前の備えには、その後の負担を軽くする力があります。たとえば住宅の倒壊を一つでも防げれば、応急仮設や生活再建にかかる負担をやわらげられます。「予防にかける一手は、後の何倍もの安心につながる」という発想で予算を見ると、配分の意味がぐっと分かりやすくなります。単年度の数字だけでなく、複数年の流れの中で事前対策の厚みが保たれているかを見ていくことが、まちの備えを確かめる目安になります。

使いみちが見える安心

予算の使いみちが見えることは、市民の納得と安心を支える大きな力です。どこに、どれだけ、何のために使うのかが見えると、優先順位の意味も伝わりやすくなります。避難所の整備、被災者への支援、耐震化への後押しといった区分が分かれていると、市民も自分ごととして関心を持ちやすくなります。松山がこうした「見える化」を丁寧に進めていくことは、行政と市民の信頼を深める土台になります。

自治体の予算は、市議会での審議を経て決まっていきます。予算の議論の場では、それぞれの事業への配分が話し合われ、その内容が公開されることもあります。私は県議会で予算に向き合ってきた経験から、こうした公開情報を市民が手に取りやすくすることの大切さを感じてきました。関心を寄せる人が増えるほど、備えはより暮らしに合った形へと育っていきます。

働く世代・子育て世代の視点で見る

働く世代にとっては、暮らしの立て直しまで含めた備えが心強い支えになります。停電や断水への短期の対応だけでなく、仕事と家庭を両立しながら日常へ戻れるかどうかが大切だからです。通勤の混乱、在宅勤務への対応、子育て家庭の避難の負担まで見渡すと、情報伝達と避難所の機能を高めておくことの意味が見えてきます。

子育て世代にとっては、学校や保育施設が避難所として機能するか、乳幼児向けの備えがあるかといった細やかな点が、実際の行動を大きく左右します。私自身も子を持つ親として、この視点はとても大切だと感じています。高齢の家族や配慮が必要な方がいる家庭にとっては、福祉避難所や個別の避難支援への備えも心強い柱です。こうした一人ひとりの暮らしに寄り添う配分が、松山の安心をより確かなものにしていきます。

四つの柱を伸ばし、ハードとソフトを重ねる

事前と事後、両輪で考える

いざというときの応急対応は、もちろん欠かせない大切な備えです。そのうえで、事前の対策に厚みが加わると、同じ被害を繰り返しにくい、しなやかなまちに近づいていきます。復旧への備えと、耐震化や浸水への備えを両輪で進めることで、暮らしを守る力はいっそう確かになります。松山が過去の経験に学び、備えを積み重ねていくことは、次の世代への安心の贈りものになります。

事前の備えが厚くなると、市民一人ひとりの「自分でも備えよう」という気持ちも育ちやすくなります。行政の備えと家庭の備えが重なり合うことで、大きな災害のときにも支え合える地域の力が生まれます。助け合いの心が息づく松山だからこそ、この重なりを大切に育てていきたいと思います。

四つの柱を順に見ていく

備えの厚みを確かめるには、耐震化、避難所、情報発信、生活再建、そして地域の連携という順で見ていくと分かりやすくなります。耐震化に取り組む世帯への後押しがあるか、避難所の設備が新しく保たれているか、情報を届ける手段が多様か、被災後の暮らしを立て直す仕組みが整っているか、地域の自主防災組織への支えがあるか。こうした視点で見ると、伸ばしていける余地も見えてきます。

市民の声を届けることも、備えを育てる大切な一歩です。防災に関する意見の募集や説明会の場を活かして、暮らしの実感に根ざした願いを伝えていく。そうした市民と行政の対話が、限られた力を最も暮らしに効く形へと導いていきます。私も、その橋渡しに力を尽くしていきたいと考えています。

ハード整備とソフト支援を組み合わせる

堤防や避難所、道路といったハードの整備は、目に見えて頼もしい備えです。一方で、避難訓練や被災者への相談支援、情報を伝え合う仕組みといったソフトの支援は、費用が小さくても暮らしを守る大きな力になります。この二つがバランスよく重なることで、市民の安全と安心を長く支える土台が築かれます。

望ましい配分は、地域の特性によっても変わってきます。水のリスクが気になる地域では排水や治水への備えが、揺れへの備えが大切な地域では耐震化への後押しが力になります。松山の地形や暮らしの姿を踏まえ、どこに手を入れると最も安心が高まるかを見定めていく。その丁寧な積み重ねが、災害に強い松山を育てていきます。

よくある質問

Q1. 松山市の災害予算は何で見ればよいですか?

1. 事前の備えへの配分に厚みがあるかを見るのがおすすめです。
2. 単年度の総額だけでなく、複数年の流れで確かめましょう。
3. 被害を減らす投資が続いているほど、安心は高まります。

Q2. 予算を見るとき、大切な項目は何ですか?

1. 耐震化・避難所・情報発信・生活再建の四つが柱です。
2. この配分を見ると、備えの全体像がつかめます。
3. どれかが薄い場合は、伸ばせる余地と受け止められます。

Q3. 応急対応が多い予算はよくないのですか?

1. いいえ、応急対応は欠かせない大切な備えです。
2. そのうえで事前対策が加わると、より安心が高まります。
3. 両輪で考えることが、しなやかな備えにつながります。

Q4. 使いみちの見える化はどう確かめますか?

1. 目的や事業ごとに内訳が公開されているかを見ます。
2. 予算や決算の資料がウェブで見られると分かりやすいです。
3. 分からないときは市の窓口に尋ねると安心です。

Q5. 働く世代が特に見ておきたい点は?

1. 仕事と家庭の両立を支える備えかどうかが大切です。
2. 交通・情報伝達・避難所・生活再建を見ておきましょう。
3. 子育て家庭は学校や保育施設の避難所機能も確認を。

Q6. 予算が十分かはどう見分けますか?

1. 過去の経験に比べ、事前の備えが育っているかで見ます。
2. 増えていれば、予防を大切にする方向に近づいています。
3. 続けやすい設計になっているかも大事な目安です。

Q7. ほかのまちと比べる意味はありますか?

1. 同じ規模のまちと見比べると、学びが得られます。
2. 重点の置き方の違いから、伸ばせる点が見えます。
3. 国が公開する防災の資料も参考になります。

Q8. 市民は何を届けるとよいですか?

1. 使いみちを見えやすくしてほしい、という願いは力になります。
2. 何にどう使うかが見えると、備えの方向が伝わります。
3. 説明会や意見募集の場を活かして声を届けましょう。

まとめ

  • 災害予算は、総額よりも配分の中身に目を向けると、その厚みが見えてきます。
  • 耐震化・避難所・情報発信・生活再建の四つの柱を伸ばすことが安心につながります。
  • 使いみちの見える化と、ハード・ソフトの重なりが、まちの備えを確かにします。

松山で生まれ育ち、このまちで子を育てる一人として、私は災害のときも家族が安心して暮らせる松山をつくっていきたいと考えています。まずは予算の使いみちに関心を持ち、わが家でできる備えも一つずつ始めてみてください。その積み重ねが、大切な人を守る力になります。

中野たいせいの想い

中野たいせいは、松山で暮らす一人ひとりの声に耳を傾け、 子育て、福祉、防災、交通、地域経済など、生活に直結する課題に向き合っています。

「松山をもう一度元気にしたい」。 その想いの原点や、まちづくり・防災・生活密着型政策への考え方を、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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