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松山市の減災、わが家からできる備えで安心を積み重ねる|優先順位と対策のメリット

松山で子育てをする私が考える、わが家から始める減災の備え

減災は、被害をゼロにすることよりも「被害を小さくする」という前向きな発想が中心にあります。私は松山で生まれ育ち、県議会議員として二期、地域の暮らしと防災の現場に向き合ってきました。いま松山で二人の子を育てる一人として、家族が安心して過ごせる家であってほしいと願っています。松山はこれまで、訓練や教育、備蓄を含む総合的な減災の考え方を大切にしてきました。その土台を活かし、わが家では「何に先に手を打つか」を上手に設計する。事前の備えを一つずつ積み重ねていく道筋を、前向きに整理していきます。

【この記事のポイント】

  • 松山は、訓練・教育・備蓄を含む総合的な減災の考え方を大切にしてきました。
  • 住まいで先に手を打ちたいのは、耐震化・家具の固定・生活用水・停電断水への備えです。
  • 単発の備えより、続けて機能する設計が、いざというときの安心を左右します。

今日のおさらい:要点3つ

  • 知りたいこと:松山で暮らすわが家が、何から減災の備えを始めればよいのかを知りたい、ということです。
  • その奥にある願い:災害のときも、家族の命と暮らしを守れる住まいであってほしい、という思いです。
  • 次の一歩:まず自宅の耐震性を確かめ、低コストでできる備えから一つずつ始めることが安心につながります。

この記事の結論

  • 住まいの減災は、耐震化を最初の土台にすると、その後の備えが活きてきます。
  • 次に家具の固定、備蓄、生活用水を加えると、暮らしを守る力が高まります。
  • 事前の備えを設計しておくことが、被害の抑制と暮らしの立て直しにつながります。
  • 行政の取り組みとわが家の備えが重なると、松山の安心はいっそう確かになります。

住まいの減災、何から始めるか

まず土台になる「耐震化」

最初に手を打ちたいのは、住まいの耐震化です。地震のときの倒壊のリスクをやわらげられ、ほかのすべての備えの土台になるからです。築年数の経った木造住宅では、まず耐震診断の結果を見て、補強が必要かどうかを判断するのが基本です。松山では、耐震診断や補強工事を後押しする仕組みが用意されている場合がありますので、「自宅が耐震の基準を満たしているか」を確かめることから始めてみてください。

耐震化を最初に選ぶのは、それが暮らしを守る土台だからです。建物が無事であってこそ、その後の備えが活きてきます。補強が必要と分かった場合、工事の内容や費用は住まいの構造や築年数によって変わります。まずは相談の窓口で目安を確かめ、後押しの仕組みが使えるかどうかと合わせて計画を立てると、無理なく進められます。早めに動くほど、建物の傷みが進む前に、費用の面でも取り組みやすくなります。

次に、家具の固定と避難の導線

次に大切なのが、家具の固定と、避難の導線を確保しておくことです。住まいが無事でも、室内での家具の転倒でけがをすることがあるためです。寝室の家具の固定、ガラスの飛散への対策、夜間の足元ライトの設置は、少ない費用でも効果が高い、頼もしい備えです。人が長い時間を過ごす寝室や居間から優先して確かめておくと安心です。

家具の固定は、L字金具や突っ張り棒を使えば比較的手軽に取り組めます。食器棚や本棚の扉がロックできるかも確かめておくと、揺れで中の物が飛び出すのを防ぎやすくなります。市販のラッチや開き止めを使えば、少ない費用でも備えを重ねられます。廊下や出口の付近に物を置かないようにしておくことも、いざというときの避難を助ける大切な心がけです。私も子を持つ親として、まず寝室から手を入れる大切さを実感しています。

暮らしを続ける、水と電気の備え

暮らしを続けるうえで心強いのが、生活用水と停電への備えです。断水や停電が長引くと、日常が止まってしまうためです。大きな災害のあとは、電気や水道の復旧に時間がかかることがあります。飲み水は一人あたり一日三リットルほどを目安に、できれば数日分をたくわえておくと安心です。飲み水だけでなく、トイレや手洗い、調理に使う生活用水の確保も欠かせません。

自治体によっては、災害のときに使える井戸を登録しておく取り組みもあり、地域で水を分かち合う備えとして役立ちます。停電への備えとしては、モバイルバッテリーや蓄電池があると、連絡や医療機器の利用を続けやすくなります。備蓄は、しまい込んで忘れるのではなく、普段から少し多めに買って古いものから使う「ローリングストック」にすると長続きします。非常用の持ち出し袋も、折にふれて中身を確かめ、期限切れを入れ替える習慣を持っておくと安心です。

優先順位と判断の軸を持つ

「後回しにしない」という心がけ

備えは、「いつかやろう」のままにせず、できることから少しずつ進めることが力になります。特に耐震化は、時間が経つほど建物の傷みが進みやすく、早く手を入れるほど取り組みやすくなる傾向があります。今の住まいの耐震性を早めに確かめておくことが、安心への第一歩です。焦る必要はありませんが、一つずつ着実に進めていく姿勢が、いざというときの心強い支えになります。

「自分の地域は大丈夫」という思い込みも、そっと見直してみたいところです。松山を含む愛媛県は、南海トラフ地震の影響が想定されている地域でもあります。行政が公開している被害の想定やハザードマップを確かめ、自宅がどんなリスクと向き合っているかを落ち着いて把握しておくことが、備えのスタートラインになります。知ることは、不安をあおるためではなく、安心して備えるための第一歩です。

「効果の大きさ」と「費用の低さ」で選ぶ

事前の備えは、「この対策で、どれだけ被害を防げるか」という効果の大きさで見比べると選びやすくなります。同じ費用でも、家具の固定と耐震診断では役割が違います。耐震診断、家具の固定、備蓄、生活用水、地域の連携という順で見ていくと、現実的な優先順位が見えてきます。少ない費用で始められる家具の固定は、けがを減らす頼もしい備えですし、耐震診断は住まい全体の安全を知る大切な一歩です。

投資の大小だけで順番を決めるのではなく、効果の大きさと費用の低さを組み合わせて考えると、限られた予算の中でも効率よく備えを進められます。まずは手の届く低コストの対策から始め、余裕ができたら耐震診断や本格的な補強へと段階的に広げていく。そんな無理のない進め方が、続けやすさにつながります。

「命・生活・資産」の三つで見る

住まいの備えは、命・生活・資産という三つの軸で見ると、バランスよく整えられます。命を守るには耐震化と家具の固定、生活を守るには備蓄と生活用水、資産を守るには火災保険や地震保険の見直しが力になります。この三つを整えることで、被災後に「住める」「暮らせる」「立て直せる」状態を確保しやすくなります。地域の自主防災組織への参加や、ご近所との協力も、一人では難しい場面を支え合う心強い備えです。

保険の見直しも、減災の大切な一手です。地震保険は、火災保険では対応できない地震による被害の一部を補う仕組みです。加入しているか、補償の内容が今の暮らしに合っているかを確かめておくことが、資産を守ることにつながります。命・生活・資産のどれか一つだけでなく、三つを重ねて整えていく。その積み重ねが、わが家の、そして松山の安心を確かにしていきます。

よくある質問

Q1. 減災の備えで最優先は何ですか?

1. まずは住まいの耐震化です。
2. 倒壊のリスクをやわらげ、ほかの備えの土台になります。
3. 耐震診断で補強の要否を確かめることから始めましょう。

Q2. 減災対策のメリットは何ですか?

1. 命を守り、暮らしを続け、立て直しを早める力になります。
2. 被災後の負担をやわらげられることが大きな利点です。
3. 前もっての備えが、いざというときの安心を支えます。

Q3. 家具の固定は本当に効果がありますか?

1. はい、転倒によるけがを防ぐ頼もしい備えです。
2. 少ない費用で取り組みやすいのも利点です。
3. 寝室や居間の家具から優先して固定しましょう。

Q4. 生活用水の備えは必要ですか?

1. はい、断水時は飲み水だけでなく生活用水も不足しがちです。
2. トイレや手洗いの水も確保しておくと安心です。
3. 複数の方法で水を用意しておく仕組みが心強いです。

Q5. どの順番で備えるとよいですか?

1. 耐震化、家具の固定、備蓄、生活用水、地域連携の順が目安です。
2. 順番を決めておくと、何から始めるか迷いません。
3. まずできる範囲から一つずつ取り組みましょう。

Q6. 予算が少ない場合はどうすればよいですか?

1. 効果の高い低コストの対策から始めるのがおすすめです。
2. 家具の固定やフットライト、簡易な備蓄は少額で始められます。
3. 余裕ができたら耐震診断や補強へ段階的に広げましょう。

Q7. 松山の減災の取り組みで注目したい点は?

1. 訓練・教育・備蓄・生活用水など、市民参加型の設計です。
2. 地域の訓練や防災イベントで、近隣との連携を深められます。
3. その積み重ねが、いざというときの大きな力になります。

Q8. 持ち家の世帯が確かめておきたいことは?

1. 築年数、耐震診断の有無、停電断水時の備えの三つです。
2. この三点で、備えの優先順位が見えてきます。
3. 築年数が古い住まいは、早めの診断がおすすめです。

まとめ

  • 住まいの減災は、耐震化を土台に、家具の固定や避難の導線を重ねると安心です。
  • 生活用水と停電への備えを加えると、被災後も暮らしを続けやすくなります。
  • 「命・生活・資産」の三つで整えれば、限られた予算でも効率よく備えられます。

松山で生まれ育ち、このまちで子を育てる一人として、私は災害のときも家族の命と暮らしを守れる松山をつくっていきたいと考えています。まずは自宅の耐震性を確かめ、家具の固定など今日からできる備えを一つずつ始めてみてください。その積み重ねが、大切な人を守る力になります。

中野たいせいの想い

中野たいせいは、松山で暮らす一人ひとりの声に耳を傾け、 子育て、福祉、防災、交通、地域経済など、生活に直結する課題に向き合っています。

「松山をもう一度元気にしたい」。 その想いの原点や、まちづくり・防災・生活密着型政策への考え方を、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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