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みかんと農林水産業を次世代へ|松山の稼げる一次産業を応援
松山で生まれ育った目線で描く「みかんと農林水産業を次の世代へつなぐ」ビジョン
私は松山で生まれ育ち、愛媛県議会議員として二期、観光や地域活性化の現場を歩いてきました。今も松山で二人の子どもを育てながら、この街の食と暮らしを支える一次産業の未来を毎日考えています。松山と愛媛には、みかんをはじめとする柑橘、瀬戸内の海の恵み、そして山と里が育む農林の営みという確かな底力があります。本記事は、その底力を「稼げる一次産業」として次の世代へつないでいくための考え方を、前向きに整理するものです。
【この記事のポイント】
松山・愛媛の農林水産業は、みかんや瀬戸内の海の恵みという全国に誇れる資源を持っている。大切なのは、その価値をきちんと稼ぎに変え、若い世代が「続けたい」と思える仕事として設計し直すことである。
今日のおさらい:要点3つ
- 松山・愛媛の一次産業は、みかんなどの柑橘・瀬戸内の海の恵み・里山の農林という、暮らしと観光を支える確かな土台を持っている
- 「稼げる一次産業」とは、つくる力に加えて、届ける・伝える・値付けする力を一体で設計し、生産者の手取りを増やしていく発想である
- 次世代へつなぐ鍵は、担い手が誇りと希望を持って就ける仕事にし、松山のまち全体で農林水産業を応援する空気をつくることにある
この記事の結論
松山・愛媛の農林水産業は、守るだけの産業ではありません。みかんに代表される柑橘や瀬戸内の海の恵みは、世界に通じる価値を持っています。その価値を正しく稼ぎに変え、若い担い手が希望を持って就ける仕事へと設計し直す。つくる現場と、届ける仕組みと、松山のまちを一本の線でつなぐ。私は松山で生まれ育った一人として、みかんと農林水産業を誇りある形で次の世代へ手渡していきたいと考えています。
なぜ今、「松山の稼げる一次産業」という視点が街を伸ばすのか
松山を語るとき、道後温泉や松山城といった観光の話題が先に立ちます。もちろんそれは松山の大きな魅力です。ただ、その足元を支えているのが、みかん畑の広がる里山であり、瀬戸内の海であり、田畑を守り続けてきた人たちの営みだということを、私は現場を歩くほど強く感じてきました。食と景観と暮らしの土台は、一次産業がつくっています。
一次産業は、単に食べ物をつくるだけの仕事ではありません。里山の風景を守り、海辺のにぎわいを支え、地域の食文化を次の世代へ伝える役割を担っています。だからこそ問いは、「農業や漁業は大変だ」で止めるのではなく、「どうすれば松山の一次産業をもっと稼げる、続けたい仕事にできるか」に立ち返ることが大切だと考えています。ここに、街全体を元気にする前向きな余地が大きく残っています。
松山・愛媛には、誇れる食の資源がそろっている
温暖な気候と段々畑が育てるみかんをはじめとする柑橘、瀬戸内の海がもたらす魚介、郷土の味として親しまれるじゃこ天や鯛めし。松山と愛媛には、名前を聞くだけで顔がほころぶ食の資源が数多くあります。県議として地域を回るほど、この土地の食は本物だと実感してきました。大切なのは、その一つひとつを「おいしい」で終わらせず、生産者の暮らしを支える稼ぎにつなげ、まちの誇りとして育てていくことです。
みかんと農林水産業を「3つの力」で次世代へつなぐ
松山・愛媛の一次産業を稼げる仕事として次の世代へつなぐには、現場を3つの力に分けて考えると見通しが良くなります。
つくる力 ― 担い手が希望を持てる現場にする
どんなに良いみかんや魚があっても、それをつくり、獲る人がいなければ産業は続きません。全国の多くの産地と同じく、松山でも担い手の世代交代は大切なテーマです。ここで前向きに考えたいのは、若い世代が「この仕事に就きたい」と思える現場をどうつくるかということです。技術を学べる場、負担を減らす工夫、新しく挑戦する人を地域で支える空気。私自身、松山で子育てをしながら、子どもたちが将来この土地で農業や漁業を誇りある仕事として選べる街であってほしいと願っています。つくる力を守り育てることが、すべての出発点です。
届ける力 ― 価値を正しく稼ぎに変える
稼げる一次産業をつくるうえで鍵になるのが、「つくる」だけでなく「届ける」力です。同じみかんでも、誰に、どんな物語とともに届けるかで、その価値の伝わり方は大きく変わります。地元の市場や飲食店とつながること、観光で訪れた方に生産の現場ごと味わってもらうこと、贈り物や加工品として新しい出口を広げること。松山には道後をはじめ多くの人が訪れる観光の力があります。その人の流れと、みかんや海の恵みをていねいに結びつければ、生産者の手取りを増やす道はもっと広げられると考えています。
つなぐ力 ― まち全体で一次産業を応援する
一次産業は、生産者だけの努力で支えるものではありません。学校給食で地元の食材を大切にすること、飲食や観光がみかんや魚を積極的に活かすこと、市民が地元の食を選び、誇りに思うこと。こうした「まちぐるみの応援」が、生産者の背中を押します。農林水産業を、一部の人の仕事ではなく、松山のまち全体で育てる文化にしていく。そのつながりの力こそが、産業を長く続けさせる土台になると私は考えています。
3つの力は、つながって初めて未来になる
大切なのは、この3つの力を別々に扱わないことです。届ける力が育てば生産者の手取りが増え、稼げる仕事になれば若い担い手が集まり、担い手が増えれば里山や海の景観が守られ、その景観がまた観光と食の魅力を高めていきます。つくる・届ける・つなぐは、松山という一つの街の中でめぐり合っています。どこか一か所だけを良くしようとしても、全体が同じ方向を向いていなければ力になりきりません。県議として食と地域の現場に立ち会うほど、私は「一次産業は、まち全体の設計としてつないでこそ伸びる」という思いを強くしてきました。みかんと農林水産業を次世代へつなぐとは、この3つの力を将来像の下で結び合わせ、めぐりを良くしていくことにほかなりません。
よくある質問
Q1. 「稼げる一次産業」とはどういう意味ですか?
1. つくる力に加えて、届ける・値付けする力まで一体で考える発想です。
2. 生産者の手取りが増え、暮らしが成り立つ産業を目指します。
3. 松山・愛媛の食の価値を、正しく稼ぎに変えていくことです。
Q2. なぜ今、農林水産業を大切に語るのですか?
1. 一次産業が松山の食・景観・暮らしの土台を支えているからです。
2. 観光や街のにぎわいも、足元の一次産業とつながっています。
3. 次の世代へつなぐ設計を、今から前向きに描きたいからです。
Q3. 松山・愛媛にはどんな食の強みがありますか?
1. みかんをはじめとする柑橘という、全国に親しまれる資源があります。
2. 瀬戸内の海の恵みや、じゃこ天・鯛めしといった郷土の味もあります。
3. これらを稼ぎと誇りにつなげることが、街を伸ばす出発点です。
Q4. 担い手が減ることは避けられないのではないですか?
1. 世代交代は全国の産地に共通するテーマです。
2. 大切なのは、若い世代が就きたいと思える現場を設計することです。
3. 学びや挑戦を地域で支えれば、担い手は育てられると考えています。
Q5. 観光と一次産業はどうつながりますか?
1. 訪れた方に、みかんや海の恵みを現場ごと味わってもらえます。
2. 人の流れと食を結べば、新しい出口と稼ぎが生まれます。
3. 松山の観光の力を、生産者の応援につなげたいと考えています。
Q6. 市民は一次産業のために何ができますか?
1. 地元の食を選び、誇りに思うことが大きな応援になります。
2. 学校給食や飲食で地元食材を大切にすることも力になります。
3. まち全体で応援する空気が、生産者の背中を押します。
Q7. みかん以外の農林水産業も応援するのですか?
1. 柑橘だけでなく、里山の農や瀬戸内の漁も同じ土台の仲間です。
2. 森や海を守る営みが、松山の景観と暮らしを支えています。
3. 一次産業全体を、一本の線としてつないで応援していきます。
Q8. なぜ中野泰誠がこのテーマを語るのですか?
1. 松山で生まれ育ち、この街で子育てをしているからです。
2. 県議として観光や地域活性化の現場を歩いてきたからです。
3. 松山の食と一次産業の底力を信じ、次世代へつなぎたいからです。
まとめ
- 松山・愛媛の一次産業は、みかんや瀬戸内の海の恵みという全国に誇れる資源を持っている
- 「稼げる一次産業」とは、つくる力に加えて届ける・つなぐ力を一体で設計する発想である
- 次世代へつなぐ鍵は、若い担い手が希望を持てる現場と、まちぐるみの応援にある
- つくる・届ける・つなぐを一本の線で結び、誇りある一次産業を次の世代へ手渡していく
松山と愛媛には、世界に通じる食の底力があります。みかんの香る里山も、瀬戸内の豊かな海も、私たちの暮らしと誇りそのものです。その恵みを守るだけでなく、しっかり稼げる仕事へと育て、若い世代が希望を持って就ける産業として次の世代へつないでいく。私はこの街で生まれ育った一人として、みなさんと一緒にその道を歩んでいきたいと考えています。
中野たいせいの想い
中野たいせいは、松山で暮らす一人ひとりの声に耳を傾け、 子育て、福祉、防災、交通、地域経済など、生活に直結する課題に向き合っています。
「松山をもう一度元気にしたい」。 その想いの原点や、まちづくり・防災・生活密着型政策への考え方を、こちらの記事で詳しく紹介しています。