11月6日、「2026年松山市長選挙 公開討論会」に、立候補予定者として登壇いたしました。
まずはこのような場を設けてくださいました、公益社団法人松山青年会議所の皆さまに心より感謝申し上げます。
またお忙しい中、会場へ足を運んでくださった市民の皆さま、またYouTube配信をご覧くださいました皆さまへも、お礼を申し上げます。
討論会では、主に4つのテーマに分かれて政策をお伝えしました。
YouTubeのアーカイブも公開されていますので、併せてご覧ください。
テーマ1 若者層の定着・流出対策について
若者に松山に残ってもらうためには、「暮らしやすさ」と「所得を上げていくこと」、この2つを充実させる必要があると思います。
松山って暮らしやすいね、好きよねと思う方は多いと思いますが、その想いが若い方に届いているかというと、そうではないのかもしれません。
東京で働けば毎日が大混雑で大渋滞ですから、私たちの松山の暮らしやすさを若者目線でしっかり届けていくことが、まずすごく大事だと思うんですね。
大学を卒業するときに愛媛県内に就職する方は43.4%なんだそうで、だからこそ私は、大学の皆さんと一緒に県内の産業を創り、県内の企業に就職していくためのプログラムを創ります。
若い方が県外に出ていく理由は、大きく2つあります。
ひとつは「都会で生活したいから」というもので、まさに昔の私がそうでした。
もうひとつは「愛媛には無い職種や仕事が都会にはあるから」という理由で、こちらについては私たちがしっかりと仕事を創っていかないといけないと思います。
「松山の仕事や企業に魅力がない」なんて、僕は絶対に言わせちゃいけないと思うんです。
誇り高く、みんなが生活で一生懸命頑張っている。
子どもたちはそのことを知らないだけですから、子どものときから私たちの仕事に触れてほしい。
私たちの大事な子どもたちを東京に送っていくとしても、いずれ戻ってきてもらわなければいけませんので、例えば学生向けの奨学金の返還支援にも、民間の企業と一緒に取り組みたいと思います。
若者の話ばかりしましたが、高齢者の皆さんも心配しないでください。
若者のための予算は国にも県にも松山市にもしっかりありますので、それを使う政策をもって皆さんを支えていきます。
テーマ2 子育て支援対策について

子育て支援対策については、「産める松山か、そして育てられる松山か」、これを突き詰めていきます。
産前産後のケアや、孤立を生まないような支援もしていかないといけません。
経済的な不安が子どもを産めない理由なのであれば、それを取り除いていくために所得の向上に取り組まないといけない。
家庭の事情や経済状況によって、子どもを産む機会が制限されることのない松山にしていきます。
今回、私は物価高騰対策として中学校の給食費の通年無償化を掲げましたが、小学校までは国からの支援で実現していて、中学校についても2か月はすでに実現していますので、これを通年にしていきたいです。
夏休みなど長期休暇の間に給食が取れなくて、痩せていく子どもたちがいます。
そんな松山ではいけないと思っていまして、企業のご支援をいただき、市役所の皆さんとも連携しながら、お弁当を届ける取り組みを1年以上続けてきました。
延べ17万食になります。
「育てる松山」がしっかりと充実することで、「産める松山」につながっていくと思います。
そして今、この現場を支えてくださっている保育士の皆さんの処遇改善が大事だと思います。
なんとか頑張って子どもたちを育てていきたいと思ってはいるけれど、社会から必要とされる仕事であるにも関わらず、私たち自身の処遇はどう評価されているのかと、不安と負担を感じておられる。
伊方町では、子育て支援の政策を手厚くしたことで、子どもの数が20人から27人に増えました。
小さい変化と思う方がおられるかもしれませんが、政策をフル動員して子どもが増えるんだったら、これは私たちの大きな仕事であります。
松山市として、子どものためにできることを全力で全てやっていきます。
テーマ3 経済対策について
本当に市民所得が伸びていくのか、私たちの手取りが増えるのか、松山の皆さんはここを心配しておられると思います。
松山の市民所得は愛媛県内で見ると平均を下回っていて、全体としてはなかなか稼げていません。
私はこれまで、市民所得を4年間で10%、10年間で20%伸ばしていくという目標をお伝えしてきました。
4年間で10%ということは1,300億円を伸ばしていかないといけないわけですが、まずは外から稼ぐ方法が考えられます。
いま松山市には過去最高の観光客数が来てくださっていますが、観光消費額のほうは少し落ち込んでいて、636万人に来ていただいて813億円、30億円ぐらい減ってしまいました。
お一人当たりに使っていただくお金を仮に20%伸ばせれば、観光消費額として1,000億円が見えてくる計算です。
またふるさと納税や、市議会で進めていただいている宿泊税の導入も検討したいところで、お一人ずつ200円いただくことで年間5億円の純増が見えてきます。
一方で目の前の話で言いますと、99%を占める中小企業の皆さんの賃上げを実現していく必要があります。
私は今回の物価高騰対策を、目の前の生活がとにかくしんどいという声に何とか応える政策と、成長につながる投資とに分けて組んでいまして、販路開拓に取り組み生産性を上げるものに4億円、雇用と賃上げに取り組むところに3億円を充てます。
企業誘致もなんとなくではなくて、繊維業、IT、デジタルなど、分野ごとに目標を持って40社を考えています。
若い皆さんが松山で働きたいと思っていただけるような仕事を、私たちが一生懸命作り出していきたいと思います。
テーマ4 まちづくりについて

まちづくりのキーワードは「ごちゃ混ぜ」であると、私は思います。
まずJR松山駅周辺の開発ですが、現在「松山砂漠」と言われてしまっている状態で、私はこれを「松山のオアシスに変えます」と言ってきました。
大きな施設を作るには時間がかかりますが、周辺の皆さんからは今この砂ぼこりに困っているという声を多くお寄せいただいていますので、まずは舗装を行い、ある程度の緑地化もしながらオアシスにしていきます。
駐車場や駐輪場も整備してイベントなどで賑わいを作れる場所にし、ここを拠点に、道後、中央商店街、堀之内、花園商店街といった地域へ賑わいをつなげていきます。
この中に子育て支援の拠点を整備して、松山では遊び場がない、夏の間に行く場所がないという皆さんの声に応えていきます。
ごちゃ混ぜですので高齢者の皆さんにもぜひ来ていただいて、ご高齢の皆さんと子育て世代がここで交じり合う場所を創っていきます。
私は以前の政策発表で、JR松山駅周辺にトレーニングセンターを造るとお伝えしました。
スポーツだけではなくて、文化の施設にもします。
部活動の地域移行の問題もありますし、指導者の問題や、吹奏楽部の皆さんの練習場所がないという課題もありますので、文化会館を早く整備して、こうした問題に使っていただきたいです。
JR駅周辺の開発によって、松山の41地区の隅々にこの効果を波及させる必要があります。
北条には良いスポーツセンターがありますが、宿泊施設がなく利用しづらい状況で、これが改善できれば、スポーツや合宿で松山に来る方にも使っていただける流れをつくれます。
坊っちゃんスタジアムでの試合や、教育や栄養学なども学べる場として、世界中から人を呼んでくる機能を強化していきたいと思います。