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松山のIT・デジタル企業をもっと呼び込むには|暮らしの質と再生建築で描く企業誘致

松山で育った私が描く、IT・デジタル企業に「選ばれるまち」への道すじ

松山は、IT・デジタル企業が「ここで働きたい」「拠点を置きたい」と思える底力を、もともと十分に備えています。私は松山で生まれ育ち、電通で地方のプロモーションや地域活性化の仕事に携わり、いまは県議会議員として観光や産業振興の現場を歩いてきました。松山で二人の子どもを育てる一人としても、このまちの暮らしやすさは大きな宝だと日々感じています。大切なのは「大都市には勝てない」と縮こまることではなく、松山ならではの「手頃なコスト」「暮らしの質」「再生できるまち並み」を組み合わせ、企業に選ばれる理由を丁寧に磨いていくことです。その道すじを前向きに整理します。

【この記事のポイント】

  • 松山は、オフィスコストの手頃さと暮らしの質という、大都市にはない強みを併せ持っています。
  • 空きビルや古い建物を活かす再生建築は、企業の入居先づくりとまちの魅力づくりを同時に進める力になります。
  • 地元大学の人材と行政の伴走支援を組み合わせれば、企業誘致の可能性はさらに広がります。

今日のおさらい:要点3つ

  • 知りたいこと:松山でIT・デジタル企業の誘致がどこまで可能か、その条件を知りたい、ということです。
  • その奥にある願い:地元に良い仕事が増え、若い世代が松山で働き続けられるまちであってほしい、という思いです。
  • 次の一歩:松山の強みを「選ばれる理由」として言葉にし、企業にも人にも届けていくことです。

この記事の結論

  • 松山はオフィスコストの手頃さで、企業が進出しやすい土台を持っています。
  • 再生建築を活かせば、古い建物が魅力的な働く場所へと生まれ変わります。
  • 地元大学との連携で、デジタル人材を地域の中で育て、定着を後押しできます。
  • 行政の伴走支援を厚くすれば、県外の企業も安心して松山を選べます。

松山が持つ「選ばれる理由」を、もっと磨く

手頃なコストという、地方都市ならではの強み

IT・デジタルの仕事は、大きな工場や物流拠点を必要としません。だからこそ、オフィスの費用を抑えやすい松山は、企業にとって進出しやすいまちです。東京や大阪と比べて、同じ予算でより広く、より快適な働く場所を確保しやすい。これは、地方中核都市である松山が持つ、確かな強みだと私は考えています。

加えて松山は、松山空港から主要都市への直行便があり、まちなかもコンパクトにまとまっています。「地方にいながら、全国とつながって働ける」拠点として、松山の交通の便のよさを、企業誘致の文脈でもっと前向きに発信していきたいと思います。

古い建物を活かす、再生建築という発想

まちなかには、まだ活かしきれていない空きビルや空きテナントがあります。これらを、新しく建て直すのではなく、耐震や通信の環境を整えて生まれ変わらせる「再生建築」の発想は、松山の企業誘致にとって大きな可能性を秘めています。古い建物に新しい価値を吹き込み、「この空間で働きたい」と思ってもらえるオフィスに仕上げていく。それは、まち並みの魅力を守りながら、働く場所を増やすことにもつながります。

大切なのは、見た目のきれいさだけでなく、電気の容量や配線など、IT業務に必要な足まわりまで整えることです。専門家と一緒に建物の状態を丁寧に確かめ、必要な手当てを見通しておく。こうした地道な準備が、企業に「安心して入居できるまち」という印象を届けます。

暮らしの質が、人材を惹きつける

リモートワークやハイブリッドワークが広がったいま、「仕事の質」と「暮らしの質」を両立できるまちは、働く人にとってますます魅力的です。道後温泉をはじめとする豊かな観光資源、瀬戸内海の穏やかな気候、子育てのしやすさ。松山には、大都市にはない「暮らしの豊かさ」があります。

私自身、休みの日には子どもと砥部動物園や堀之内公園に出かけ、このまちの心地よさを実感しています。優秀な人材ほど、働く場所の快適さや暮らしやすさを大切にします。松山ならではのライフスタイルの魅力を、企業と人の両方に届けていくことが、誘致の追い風になると考えています。

人材と行政の力で、誘致をさらに前へ

地元大学と育てる、デジタル人材

企業が拠点を選ぶとき、最も気にかけるのが「人材を確保できるか」です。松山には松山大学や愛媛大学があり、意欲ある若者が学んでいます。在学中から地元企業で実務を経験できる仕組みを広げれば、卒業後に松山で働き続ける若者を増やしていけます。

地元で人材が育ち、地元で活躍の場を得る。この循環が回り始めれば、「松山なら人材が集まる」という評判が、企業を呼び込む力になります。教育機関と企業をつなぐ橋渡しは、行政が力を発揮できる大切な役割です。

伴走型の支援で、進出のハードルを下げる

県外の企業にとって、土地勘のないまちへの進出には不安がつきものです。物件探しから建物の診断、改修の相談、各種の届出までを、一つの窓口でまとめて相談できる。そんな「伴走型の支援」があれば、企業は安心して松山を検討できます。

最初の一歩のハードルを下げることは、誘致を成功させるうえでとても効果があります。私は、地域活性化の現場で「頼れる相手がいる安心感」の大きさを何度も感じてきました。その経験を、松山の企業誘致にも活かしていきたいと思います。

集まることで生まれる、新しい価値

再生した建物に、複数の企業がシェアする形で入居する。共有の設備で負担を軽くしながら、異なる専門性を持つ人たちが日常的に交流する。そんな環境からは、協業や新しい事業の芽が自然と生まれてきます。「集まることで生まれる価値」は、再生建築と企業誘致を組み合わせた松山ならではの強みになります。

行政や地元の商工団体が運営に関わり、交流の機会やビジネスの出会いの場を設けていけば、単なるオフィスを超えた「まちのコミュニティ」へと育っていきます。建物の再生とまちの再生を一体で捉える。その姿勢が、持続的な誘致の土台になると考えています。

よくある質問

Q1. 松山にIT・デジタル企業を呼び込む強みは何ですか?

1. オフィスの費用を抑えやすく、進出しやすい土台があります。
2. 暮らしの質が高く、働く人にとって魅力的なまちです。
3. 空港やまちのコンパクトさで、全国とつながって働けます。

Q2. 古い建物を活かす「再生建築」の利点は何ですか?

1. まち並みの魅力を守りながら、働く場所を増やせます。
2. 新築より費用を抑えやすい場合があります。
3. 個性ある空間が、人材を惹きつける魅力になります。

Q3. 建物を再生するとき、特に気をつける点は何ですか?

1. 電気容量や配線など、IT業務の足まわりを確かめます。
2. 耐震など、安全面も専門家と点検します。
3. 早い段階で状態を把握し、手当てを見通しておきます。

Q4. 人材の確保はどう進めればよいですか?

1. 松山大学や愛媛大学など地元の学びと連携します。
2. 在学中からの実務経験で、地元定着を後押しします。
3. 教育機関と企業をつなぐ橋渡しを行政が担います。

Q5. 県外の企業が進出をためらう理由は何ですか?

1. 土地勘がなく、最初の一歩に不安を感じやすいためです。
2. 物件探しや手続きの相談先が分かりにくいことがあります。
3. だからこそ、まとめて相談できる窓口が力になります。

Q6. どんな業態が松山に向いていますか?

1. ソフト開発や設計、コンテンツ制作などデジタル中心の業態です。
2. 大きな製造ラインを必要としない仕事と相性がよいです。
3. 再生建築のオフィスとも組み合わせやすくなります。

Q7. 松山らしい誘致のあり方とは何ですか?

1. 「安いオフィスがある」だけに頼らないことです。
2. 暮らしの質やまちの魅力を、総合的に打ち出します。
3. 建物の再生とまちの再生を、一体で描いていきます。

まとめ

  • 松山は手頃なコストと暮らしの質という、確かな強みを持っています。
  • 再生建築を活かせば、まちの魅力を守りながら働く場所を増やせます。
  • 地元人材と行政の伴走支援を組み合わせ、誘致をさらに前へ進められます。

松山で生まれ育ち、地域活性化の現場を歩いてきた一人として、私はこのまちに良い仕事を増やし、若い世代が松山で夢を描ける未来をつくりたいと考えています。まずは松山が持つ「選ばれる理由」を、私たち自身が誇りを持って語ること。その一歩から、企業にも人にも選ばれるまちづくりが始まります。

中野たいせいの想い

中野たいせいは、松山で暮らす一人ひとりの声に耳を傾け、 子育て、福祉、防災、交通、地域経済など、生活に直結する課題に向き合っています。

「松山をもう一度元気にしたい」。 その想いの原点や、まちづくり・防災・生活密着型政策への考え方を、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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