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活動報告

子ども食堂を支える行政の役割

「中野たいせいと語ろう まちづくりミーティング」では、「子ども食堂について、どう考えていますか?」というご質問を頂くことがあります。
以下に私の考えをお話しします。

私は以前あるスポンサーから依頼を受けて、お弁当屋さんにお願いし、子ども食堂にお弁当を届ける仕組みをつくり支えてきました。
そしてその活動を通じて、子ども食堂が果たしている役割の大きさを、肌で感じてきました。

子ども食堂とは、地域の子どもたちや住民が集い、一緒に食事をとることができる場所です。
しかし、その役割は「食事を出すこと」だけではありません。

まず現実として、貧困の中で、学校の給食しか満足に食べるものがないという子どもがいます。
だから給食のない夏休みなどになると、食べるものに困ってしまう。

世の中は戦後、豊かになったと言われます。
しかし、その豊かさの流れから置き去りにされている子どもたちが今もいる。

これは、目をそらしてはいけない現実です。
子ども食堂は、そうした子どもたちにとって、大切なセーフティネットになっています。

同時に、子ども食堂は「居場所」でもあります。
子どもが安心して過ごし、地域の大人と顔見知りになり、一緒に話し、遊び、食事をする。
そこに世代を超えたつながりが生まれます。

食事を出す場所というだけでなく、子どもが「ここにいていいんだ」と思える居場所。
それが子ども食堂の大きな価値のひとつだと、私は考えています。

ここで一点大切なことがあります。
こうした居場所や、人と人とのつながり、子どもが感じる温かさは、行政が制度や仕組みをつくるだけでは、生み出せないということです。

実際に場をつくり食事を用意し子どもたちを迎えてくださる地域の皆さんがいて、初めて成り立ち、そして継続できるものです。

だからこそ、行政の役割は、こうした地域の活動を、しっかりと支えることです。
子育てを家庭だけに背負わせない。
地域・民間・そして行政が一緒になって子どもを育てていく。
子ども食堂は、その象徴的な場だと思います。

これからも、地域で子どもを支える活動を大切にし、行政として後押しできる松山を、皆さんと一緒につくっていきたいと考えています。

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