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活動報告

避難訓練を「ごちゃ混ぜ」でやりませんか?

和気のまちづくりミーティングでは、南海トラフへの防災意識を高めてほしい、市民全員が危機感を持つことが大事だ、地震と津波が心配だという付箋をいただきました。

正直に申し上げると、松山に暮らす私たちは津波に対する意識が低いと思います。
見たことも聞いたこともないから仕方ない部分はありますが、だからこそ、津波で人が亡くなるようなことは絶対に避けたいという強い思いがあります。

熊本地震の災害支援ボランティアにも行ってきました

救助隊を待つ余裕は無いかもしれません

私が愛媛に帰ってくるきっかけになったのは東日本大震災の被災地での活動でした。
その後も西日本豪雨の現場に入り、熊本にも能登にも足を運びましたし、防災士の資格も取りました。

なぜそこまで行くのかというと、南海トラフは必ず来るからです。
そして松山が被災地となった時、私は指揮を取る場所にいたいと考えているからです。

防災士の勉強をしてとても驚いたのは、阪神淡路大震災の時に家屋が崩れて生き埋めや閉じ込められ、助け出された方のうち、自力で脱出した方や家族・友人・隣の人に助けられた方が9割を超えていたという事実です。

救助隊に助けられた方は、わずか1.7%でした。
救助隊の方々や私たち行政の人間は、できる限り多くの方を助けたいと思って日々訓練し働いています。

しかし現実問題として、災害時は道路が通れる保証はありません。
となると救急車も消防もあなたのそばまで来られませんし、電話も通じず、目の前に倒れている人がいれば隊員はそちらへ行かざるを得ないんですよ。

避難訓練がご高齢の方ばかりになっていませんか

ところで避難訓練に参加されるのは、まちづくり協議会の方が中心になりがちです。
平日の昼間に公民館で行うわけですから、どうしてもご高齢の方が多くなってしまいます。

それ自体が悪いことだと申しているのではありませんが、地震というものは学校で授業を受けている時に来るかもしれません。

そこで思ったのですが、子どもたちは将来の担い手でもありますから、ご高齢の方ばかりではなく、避難訓練に小中学生をごちゃ混ぜにしてみたらどうでしょうか?
実は拓南中学校では、中学生と地域の皆さんが全員で避難訓練をやっているんですよ。

拓南中学校での、釜でごはんを炊いてカレーを作る訓練(美味しく頂きました)

先日その避難訓練に参加しました。
拓南中学校では釜でご飯を炊いてカレーを作るのですが、やってみると今のお母さんや子どもは、マッチが擦れない方が多いんです。

ガスコンロが使えず電気も止まったとき、まず火をつけるところでつまずいてしまいますから、訓練はこういうことを事前に知るためにあるのだと思います。
温かい飲み物や香りのある食べ物は、避難時の張り詰めた気持ちを少し和らげてくれるものです。

中1でやった子が中3で教える側になります

心臓マッサージの訓練。講師の救急隊の方の手拍子に合わせ、体重をかけて押し込みます

1年目に中学1年生でやった子が中学3年生になると次の子たちに教えられるようになりますから、皆さんが持っている生活の知恵が、こうやって子どもたちに受け継がれていくわけです。

ただの訓練だと思えばしんどい行事ですが、まちを進めるための取り組みだと考えれば、できることはいろいろあります。
このごちゃ混ぜの避難訓練を松山のいろいろな地区でやってみたいと思っています。

もし「やろう」と言ったらぜひ来て下さいね。

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