先日の「佐藤尊徳氏 × 中野たいせい 対談LIVE」を、多くの皆さまにご視聴いただきました。
ご覧くださった皆さま、そして温かいコメント・鋭いご質問をお寄せくださった皆さま、本当にありがとうございました。

政治・経済のウェブメディア「政経電論」編集長の佐藤尊徳氏をお迎えし、松山のこれからについて、忖度なしで語り合った約60分。
東京から松山を見つめる第三者の視点から、私の政策に、終始リアルで厳しいご指摘をいただきました。
その様子を、あらためてご報告します。
東京から見た、松山の現在地
久しぶりに松山を訪れた佐藤氏の第一印象は、「さびれているな」という率直なものでした。
人口減少が進むなかで、地方都市が手をこまねいていれば衰退していくのは当たり前だ、という厳しい現実を、まず突きつけられました。
一方で、空港から都心部へのアクセスの良さなど、地方都市としての松山の強みも指摘されました。
四国のなかで約50万人の人口を維持する拠点性を持ちながら、経済圏の大きい近隣都市との競争にさらされている松山には、独自の明確な成長戦略が急務である。
私も、まったく同じ問題意識を持っています。

3つの重点課題をめぐる議論
堀之内公園の活用については、いきなり大規模な開発に走るのではなく、まずは簡易な広場として市民に開放し、皆さんと一緒に使い方を探っていく、という私の考えをお話ししました。
JR松山駅前の開発では、耐震化に課題を抱える市民会館の移転、子育て支援拠点、スポーツ拠点などを集め、市民が日常的に使える魅力的な玄関口にしたい、と述べました。
これに対し佐藤氏からは、「そもそも誰が電車に乗るのか。車移動が中心なのに、そこにそれだけ投資するのか」という、鋭い問いが投げかけられました。
松山城(緑町)の土砂災害については、発生から時間が経ってもなお不安を抱える住民の皆さまに、丁寧に寄り添った対応を続けていくことの大切さを、あらためてお伝えしました。
「そだてる・まもる・かせぐ」という基本戦略
私が掲げる「そだてる・まもる・かせぐ」の3つの柱についても、議論しました。
「そだてる」では、理系・IT人材の育成や、学校・医療・行政が連携した不登校支援。
「まもる」では、市内41地区の実情に応じた、きめ細やかな防災や物価高対策。
そして「かせぐ」では、観光の消費単価向上や、沿岸部の開発、AI・IT・製造業の誘致による経済の拡大を目指す、という構想です。
佐藤氏からは、対談を通して、厳しい注文が相次ぎました。
「結局ハコモノばかり。箱を作っても、最後はさびれて終わり。重要なのは、ソフト(人・運用)をどうするかと、具体的な財源だ」。
この指摘は、まさに核心を突くものでした。
厳しい指摘こそ、前に進む力に
加えて私の構想全体についても、「理想論としては100点だが、実現性には多くの疑問が残る」という、厳しい評価をいただきました。
また、「予算を使うことしかしてこなかった行政に、稼ぐことができるのか」「首長を長くやると、周りがイエスマンばかりになる。
期限を区切って逆算せよ」といった、耳の痛い、しかし本質的な言葉もいただきました。
私は、これらの指摘から逃げるつもりはありません。
理想を語るだけでなく、それを「どう実現するのか」。
ソフトの運用と、確かな財源。就任後の数値目標と、期限を区切った実行。
この宿題に、具体策で応えていくことこそが、私の役割だと考えています。
佐藤氏は、最後にこう締めくくってくださいました。
「厳しいことも言ったが、松山には元々ポテンシャルがある。それをどう生かすか、期待して見ていきたい」。
この言葉を、しっかりと受け止めます。
お詫び(Instagram配信のトラブルについて)
なお、当日のInstagramでの配信において、一部トラブルが発生し、ご覧になれない時間帯がありました。
楽しみにしてくださっていた皆さまに、ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
これからも、松山の未来について、語り続けてまいります。
厳しいご意見も、温かいご声援も、どうぞお寄せください。