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新規就農のハードルを下げる方法は無いだろうか?

浅海公民館のまちづくりミーティングでは、耕作放棄地が増えている、高齢化で農地が荒れていく、担い手不足を何とかしてほしい、という付箋をいくつもいただきました。

浅海はかつて梨の産地だったと伺いましたが、いまは基幹産業がほぼ柑橘に置き換わっていて、品種も様変わりしているそうです。
担い手をどうするかという話は、この地区の10年後、20年後の姿にそのまま直結してきます。

実は私の友人に新規就農をしたいという人がいて、松山市と県と農業支援センターを一緒に回り、新しく始めるならどんな条件になるのかを聞いてきました。

研修におおむね年間1200時間、その間に受けられる資金が年に165万円で最長2年、という条件でした。
彼は私より少し上の世代ですから、ここで一念発起して踏み出せるかというと、ハードルとしてはかなり高めの印象を受けました。

国が一度緩めたものを、いまきつくしています

なぜこうなっているのかと聞いていくと、国が一度緩めた制度をいろいろやりすぎたので今はきつくしているのだ、とのことでした。
その趣旨は分かりますし、もちろん何でもかんでも緩めればいいという話ではありません。

しかしながら新しく農業を始めたい人にとって、この条件はやや高すぎるのではないかというのが、実際に窓口を回ってみたり、実際に新規就農を検討している方のお話を伺ったりした私の実感です。

この資金は国の事業ですから、市が勝手に条件を変えられるものではありません。
それでも現場で何が引っかかっているのかを集めて、県や国に伝えていくことはできます。

どこが引っかかっているのかは、現場で働いている皆さんのほうにこそ見えているはずです。
他のまちでできていることが松山でできていないのであれば、まず状況を調べて、できることから前向きに取り組んでいきます。

稼げる農家があれば、子どもは帰ってきます

紅まどんなのように高く売れる品種でしっかり稼げるようになった農家には子どもたちが帰ってきていると聞きますから、高い収益を出す農家をどうやって作り出していくかが、いちばんの要になります。

耕作放棄地についても、大規模にみんなで借り受けて、まとめて使えるようにして集約していく必要があると思っています。
この日は、研修を終えた方が来年から浅海の耕作放棄地で柑橘を始めるという話も伺いました。
制度のどこが邪魔をしているのかは、県庁や市役所の机の上では分かりませんので、現場の声をどうぞ教えてください。

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