
先日行った「中野たいせいと語ろう まちづくりミーティング」において、質疑の時間にこんなご意見をいただきました。
「介護認定に時間がかかりすぎる。もっとスムーズにしてほしい。」
他にもうなずく方が数名おられましたので、この悩みは多くの方が抱えているのでしょう。
介護認定の流れ
まず現状の枠組みがどうなっているかをご説明します。
介護認定とは、介護保険のサービスを使うための入り口です。
申請すると、まず調査員が自宅などを訪ねてこられ、心身の状態を聞き取ります。
それを元に主治医が意見書を書き、審査会が判定して、結果が通知されます。
この認定を受けてはじめて、介護サービスを使えるようになります。
法律上は原則30日以内だが現実は…
介護保険法では結果は原則として、申請から30日以内に出すことになっています。
ところが、国の資料(令和4年度)では、全国の平均は40日ほどです。
9割を超える自治体で、平均が法定の30日を超えているとされています。
30日以内に出せない場合は、理由と見込みを知らせる通知が届く仕組みです。
ただ通知が届くにしても、待つ間のご本人とご家族の「一体いつ通知が来るのだろう…?結果はどうなのだろうか?」という不安は続きます。

時間がかかる理由は、窓口だけではない
時間がかかる理由は、市役所の窓口だけではありません。
調査の日程調整や、主治医の意見書の取り寄せなど、市の外とのやり取りに日数がかかることが多いと、国の資料からも示されています。
ただ自治体側も手をこまねいて見ているわけではなく、調査のタブレット化や審査会のペーパーレス化など、期間を縮めようとする努力は進んでいます。
時代の流れを鑑みますと、申請の件数は今後さらに増えると見込まれますので、仕組みを早めに整えておく必要があります。
国はこの日数を自治体ごとに毎年公表しています。
松山市の数字も確認し、状況を正しく理解したうえで改善の打ち手を進めていきます。
市役所の手続きをスマート化しボトルネックを解消
私は市役所の手続きのスマート化を掲げています。
難しい書類を何枚も書くのではなく、例えばタッチパネルなどでボタンを押して申請を進められる、そんな形に近づけていきたいと考えています。
そのためにまずは、どこに時間がかかっているのかを、丁寧に見ていきます。
待っている間の不安な気持ちを減らしたい
同じように介護認定で、お困りの方は他にも多くいらっしゃるはずです。
待った日数や手続きで大変だったことなど、ぜひ中野たいせいにお寄せください。
皆さんの声をもとに、手続きの簡略化、スピードアップを図ってまいりたいと考えています。